2019年3月パン教室

少し暖かくなってきたパン教室は
醗酵も早くなり、そば三昧の3月です。
パンジーが庭のあちこちに咲き、黒葉すみれも2輪花をつけ始め、これからが楽しみ楽しみな小さな庭です。

 

2019年3月パン教室

♧そば粉パン
♧そば粉のお好み焼き
♧そば粉シチューとつぶっこ御飯
♧香の物 

  

♪そば粉パン(12個)
材料;そば粉                 60㌘
強力粉                 140㌘
無塩バター               30㌘(1㌢角に刻む)
小麦天然酵母              100㌘
砂糖大根糖               10㌘
自然海塩                3㌘
ぬるま湯(30℃位)           70〜90cc

ボウルにそば粉、強力粉、砂糖大根糖、自然海塩をいれてよく混ぜる。        
まざったら、刻んだバター、小麦天然酵母とぬるま湯を加え、ひとまとめにして、生地がべたつかなくなるまでこねます。5〜8分位。
②、ボウルにバター(分量外)をぬり生地を発酵させます。
→一次発酵  30分(シャワーキャップをかける)
③生地を12分割し、丸めます。 後ろをつまんでとじます。
④オーブンシートを敷いた鉄板に並べ二次発酵をします。
→二次発酵  30分(ふきんをかける)
⑤丸めた生地に、サチャインチ油(分量外)をぬり、かみそりで、井桁に切り込みを入れます。
190℃に温めたオーブンで14〜15分ほど焼きます。
少し温度(170℃)を落とし、5分程少しこんがり焼いてできあがりです。

 

 

 

 

 

そばの栄養
昔の修験者や行者は山中での修行の際、腰に「そば粉」を入れた袋をぶら下げ、水で練って食べたと言われている。又そば粉を練ったものに梅干をすり入れた丸薬を持ち歩いたとされている 比叡山延暦寺の荒行「千日回峰行」においては最も過酷な9日間の断食断水不眠の行に入る100日前から五穀断ちが行なわれ五穀に入らないそばと少しの野菜を食べて荒行に備えたそうである。(五穀は米、麦、あわ、きび、大豆(小豆、ごま)といわれています。)
1.高血圧や糖尿病から守るルチン(中国では韃靼蕎麦茶を「苦蕎麦」として漢方薬に)
そばの成分の筆頭にあげられるのがルチンです。ルチンは、穀類ではそばにしかなく、しかも大量に含まれています。(特に韃靼蕎麦はふつうの蕎麦の100倍ルチンを含むといわれる)
ルチンは、ビタミンPの一種で、毛細血管を強化し、血圧を降下する働きがあり、心臓病や動脈硬化、高血圧の予防になります。また、膵臓を守り、糖尿病の予防と抑制にも役立ちます。
現在、「ルチン」は、血管補強剤。毛細血管性止血剤として用いられ、高血圧・狭心症・
心悸亢進・動脈硬化症・慢性胃腸出血・糖尿病等の薬の原料として使われています
2.そばポリフェノールでボケ防止
特にそばポリフェノールは、脳の記憶細胞が死滅するのを防ぎ、記憶させる効果が高いのです。
3.畑の牛肉と呼ばれるほどの高タンパク
体内で吸収されて必須アミノ酸に変わるタンパク質が、どれくらい含まれているかを測ると、白米が64.小麦粉が44に対して、そば粉のたんぱく価は、92。畑の肉と呼ばれる大豆ですら86です。また、そばには基礎体力を整えるスレオニン、強肝作用のあるメチオニン、美しい肌を保つシスチン、トリプトファンや、リジンも、多く含まれています。
4. 便秘症、愛飲家にもおすすめ
便秘症の解消にも、そばはおすすめです。 白米の2.5倍もヘミセルロース(食物繊維)が含まれており、 毎日食べれば、効果が現れます。
ビタミンB1は、白米や小麦粉の4~5倍も含まれており、脚気や食欲不振を予防してくれます。
口内炎や口角炎を予防するビタミンB2や老化防止に役立つビタミンE、
少量ですが、脂肪肝や肝硬変やガンを予防する、コリンも注目に値します。
5、消化よく、ダイエットにも効果的
そばには、タンパク質や脂肪を分解する各種酵素が多く含まれます。
タンパク質は75%、脂肪は84%、炭水化物は97%まで消化され、理想の消化力をもつ。
(東北農業研究センター・作物機能開発部 渡辺 満先生 dataより)
♪そば粉のお好み焼き(4人分)
材料;そば粉               180㌘
サクサク粉             20㌘
ミネラル生命の出し         400cc
卵                 2個
キャベツ              200㌘(千切り)
生椎茸               2枚(粗みじん切り)
干し桜海老(えび)         20㌘
紅生姜               適量(みじん切り)
ラードと胡麻油(焼き用)      適量
トッピング
青のり               適量
花かつお              適量
お好み焼きソース          ウスターソースと中濃ソース同量

青のりは四万十川・ウスターは季みちゃん手作りで約30種類以上のやさいと薬味を使用しています。

作り方;①キャベツは千切りに、生椎茸は粗みじん切り、紅生姜はみじん切りにします。
②卵と出しを合わせてから、そば粉とサクサク粉を少しずつ加える.その中へ、キャベツ、
生椎茸、紅しょうが、桜海老を加えさっと混ぜ合せます。あれば山芋をすって加えても美味!
③フライパンをあたため、ラードを敷き生地を流し、フタをして片面がやけたらひっくり返し両面を焼きます。
表面をハケでソースを塗る。醤油もさっぱりして美味。
青のり、花かつお、豆乳マヨネーズをお好みでつけていただきましょう!!
  

柚子豆乳マヨネーズ
豆乳                ½カップ(お豆腐屋さんの濃いめの)
太白胡麻油とサチャインチオイル   大さじ4(亜麻仁油もいいですよ)
自然海塩              小さじ½
柚子酢(柚子を絞ったもの)     大さじ1(柿酢でも)
砂糖大根糖             小さじ1
粒マスタードか和芥子        小さじ1
柚子豆乳マヨネーズはすべてをボウルに入れて、よく撹拌(かくはん)します。
作ってから1週間は冷蔵庫で保ちます。  約200㌘できます。

 

 

 

♪そば粉シチュー(4人分)
材料;そば粉              30㌘
バターかギー  30㌘(蕎麦粉がとろりとしない時は太白胡麻油を足す)
豆乳               300cc(温めるとダマにならない)   人参               小半本(小さめの乱切り)
里芋               4個(一口大に切る)
厚揚げか薄揚げ         1枚(油抜きし、1㌢のサイコロ切り)
ミネラル生命の出し          500cc
味噌                 50㌘
作り方;①鍋にバターかギーを入れ、そば粉を入れて炒める。
そば粉がとろりとしたら、温めた豆乳を少しずつ加える。


厚揚げは鍋で3分程ゆで油抜きし、サイコロに切る。人参は小さめの乱切り。
里芋は一口大に切り、人参,里芋は下茹でする。そば粉を溶いた鍋の中に、厚揚げ、人参、里芋、ミネラル生命の出しを少しずつ加え煮ます。仕上げに味噌を溶いて味を調えます。(修善寺「朴念仁」石井 仁参考)

 

 

 

 

♪つぶっこご飯
♪香の物
♪DEKOさん珈琲