2020年2月楽膳教室

今年初めてのつぶっこ教室です😊

 

今年もつぶつぶを食べて明るく元気に健やかにすごしましょう💗

○つぶっこ(雑穀)ってすごいを学ぶ
○ひえのかば焼
○蒟蒻(こんにゃく)のナムル
○もちきびと玉ネギ、若布の煮物
○かぶとドライトマトのサラダ
○じゃがいもと梅干しのガレット(梅ソース)
○酒粕クラッカー
○つぶっこご飯と香の物
○味噌汁
○DEKO さん珈琲

♪つぶっこ(雑穀)てすごい!!

数万年前の日本人が残した「カタカムナ」にもつぶっこの「粟あわ」のもとの意味は『いのちの調和=穀物の粒』をさすと書かれています。青森県にある山内丸山遺跡から『稗ひえ』が出土していることから縄文時代前期には栽培されていたのではないかと言われています。米を作る前からご先祖様は食べていたのですね。いのちに元気をくれる粒のことを『稲の粒』といいます。ひえ・あわ・高きび・はと麦・大麦・ライ麦・ごま・えごま・とんぶり・そばの実・黒大豆・大豆・小豆・黒米・キヌア・アマランサスなど多種多様な種類があります。
生化学者のロジャー・ウイリアムス博士が提案した『命の鎖』・・・必須栄養素のアミノ酸8、ミネラル18、ビタミン20の一つでもバランスを崩すと、体内代謝の流れがよくないそうですが、「つぶっこ」には、命の鎖の栄養と食物繊維、たんぱく質なども含まれ、血液も約PH7,4とアルカリ性で大腸がきれいになり、良い便(太く柔らかく量が多く、臭くなく、浮く便)を排出します。ご飯や、汁物、煮物、炒め物などに少しの『つぶっこ』を加え、『命の鎖』を太くし快便でいたいものです

♪稗(ひえ)のかば焼き(4人分)(約6枚できます)
稗は身体を温め、アトピー性皮膚炎の改善、動脈硬化の予防、消化を助け、下痢の改善、亜鉛が多く味覚障害の改善、昔は脂質が牛乳と同じ位なので母乳がわりに使用されていました。

材料
ひえ粒(うるち)        半カップ(水1カップと氷えのき、塩ひとつまみ)
牛蒡(ごぼう)         15㌢位(細かいささがきにする)
胡麻油             大さじ1(ごぼうとひえの炒め用)
長いも             100㌘(ひげ根はもやして、皮ごとすりおろす)
サクサク粉           大さじ2(なければ小麦粉を大さじ2)
白練り胡麻           大さじ1
自然海塩            ひとつまみ
板海苔             1枚(4等分に割る)
片栗粉             適量(海苔の上にかけます)
ラード             適量(かば焼の揚げ用)

かば焼のタレ

濃い口しょう油とみりん     各大さじ1,5
純米酒とりんごジュース     各大さじ1(りんごジュースがなければ水でも)
サクサク粉か片栗粉       大さじ½(大さじ3の水で溶きます)
山椒の粉と紅生姜        適量(かば焼にのせます)

作り方;①ごぼうは細かいささがけにします。鍋にごま油を熱して、ごぼうを香りよく炒めたら、

さっと洗ったひえの粒半カップと水1カップ、氷えのき1個、塩ひとつまみを加え、弱火で沸騰させ、沸騰したらまた、弱火で12分炊く。

②①にすりおろした長いも、サクサク粉、白練りごま、塩を加え練ります。

③海苔を4等分し、片栗粉をまぶし、②の生地を7〜8㍉厚さに平らにのせ、横に包丁の背

節目をつけ、最後に真ん中に縦に一本筋をいれます。(ウナギみたいになりますよ)

④海苔を上にして、170℃(中温)のラードでこんがりと揚げます。

⑤小鍋に濃い口醤油、味醂(みりん)、酒、りんごジュースを沸騰させ、水溶き片栗粉でとろみをつけます。ハランをひいた皿に揚げたかば焼を置き、タレをかけ、山椒の粉と船具裏の紅生薑を載せていただきまぁ〜す!!

 

♪蕪(かぶ)とドライトマトのサラダ(4人分)

材料;
蕪               中2本(うす切り、葉は2㌢に切る)
ドライトマト          15㌘(水で戻し3等分に切る)

太白胡麻油とサチャインチオイル 大さじ1(あればサチャインイオイルを)

自然海塩と胡椒          適量

柚子酢か柿酢             小さじ1

作り方;①蕪はうす切りにし葉と茎も2㌢に切り、塩(分量外)を少し加え塩もみし、さっと洗い水気をしぼります。ドライトマトは水で戻し、3等分に切る。

②蕪と葉、茎をボウルにいれ、ドライトマトを散らし、油と塩、胡椒、酢で和えます。

蕪の葉にはβ—カロチンやビタミンE、ビオチン(水溶性ビタミンB7で知覚障害や皮膚炎、

うつ症状、結膜炎などにいいそうです)などが含まれていますので捨てないで戴きます。

♪蒟蒻(こんにゃく)のナムル(4人分)(年末年始の疲れた胃の大掃除

 

材料;蒟蒻               1枚(塩でもみ5分程湯がきアクをとる)

ピーマン             1個(タテに種も一緒に千切り)

ナムル調味料

おろし大蒜(にんにく)       1片分

白煎りごま             大さじ1

味噌                大さじ1

こい口しょう油           大さじ½

粉唐辛子              小さじ1

胡麻油               大さじ½

作り方;①蒟蒻は塩でもみ、5分程湯がきうすめの短冊切りにする。

ピーマンは種ごと1〜2㍉幅の千切り。ピーマンは蒟蒻の中で1分程湯がく。

②ナムル調味料の中に湯がいた蒟蒻とピーマンを手でもむようにしてからめて味をしみこませ器に盛りつけます。白胡麻を天に。

♪車麩と玉ねぎ、若布(わかめ)の煮物(4人分)a

材料;玉ねぎ                1個(タテ6等分に切る)

牛蒡(ごぼう)            中半本(大き目のささがき)

乾燥若布               5㌘‘(水で戻し食べやすい大きさに刻む)

車麩                 4個(戻さないで6等分)

胡麻油(炒め用)           大さじ2

ミネラル命の出し           カップ2

味噌                 大さじ2〜3

作り方;①牛蒡はタワシでそ〜っと泥を取り、大き目のささがきにします。玉ねぎはタテ6等分に切る。若布は水で戻し適当な大きさに切る。車麩は戻さないで6等分に切る。

②厚手の鍋にごま油大さじ1をいれ、牛蒡を加え、牛蒡の香りがでるまで炒めたら、残りのごま油大さじ1と6等分した車麩も加え、キツネ色になるまで数分炒めます。

①の鍋にミネラル命の出し2カップと玉ねぎと若布を加え中火にしてフタをし、煮汁が半分になるまで煮たら味噌をのせ、煮汁がほとんどなくなるまで煮含め全体を混ぜ合わせます。

♪馬鈴薯(じゃがいも)と梅干しのガレット(4人分)

 

;馬鈴薯(あればメークイン)       2個(皮ごと千切り)

太白胡麻油               大さじ1
自然海塩と胡椒             適量
梅干し                 2個(種をとり果肉をたたく)
濃い口醤油               大さじ1
純米酒                 大さじ1
バター(焼き用)            大さじ2
作り方;①馬鈴薯は皮ごと(皮にビタミンCが豊富)千切りにし、太白胡麻油と塩胡椒を加え、全体をまぜます。梅干しは種をとり果肉をたたき、こい口醤油と酒で溶いてソースにします。
②フライパンにバターを大さじ2熱し、馬鈴薯を平らな円形にまとめて焼きます。
両面をこんがりと焼き、お皿に盛り梅ソースをかけます。あればハーブを添えて。

♪五分搗きつぶっこご飯と味噌汁

♪香の物

♪酒粕クラッカー(4人分)

材料:酒粕                30㌘

地粉                100㌘

太白胡麻油            20cc

自然海塩             小さじ½

水                大さじ2前後

作り方;①水以外の材料をボウルにいれて、手でポロポロのそぼろ状にする。

②①に水を加えて練らずにまとめる。

③粉をはたいた台の上で5㎜厚さにのばし、適当な大きさに切る

④天板に並べてオーブンを150°Cで25分、カリカリになるまで焼く。