11月・・・秋餅を田の神さまに供えて・・・つぶっこ楽膳教室
カスレ風ひえ粉シチュー
○ごぼうと車麩の炒め物
○さつまいもとレーズンの豆腐クリーム和え○とろとろこんにゃく
○蓮根サラダ○赤かぶの梅酢漬け○もやしと生ピーナツの甘煮
○つぶっこご飯と香の物
○きらずもち
○抱さんの手廻し焙煎コーヒー
柿酢にしてと関西から次郎柿が送られてきました。段ボールのなかに、小菊が添えられいて、私のハート♡は奥ゆかしさにほっこりと!!
11月とは思えない、暖かい日が続いて動き易いので教室の準備も大助かりですが、やっぱりし〜〜んと空気の冷たい方が季節を感じ安心する雪国育ちの季みチャンです。
今月の食卓
関西にお住まいのいっしゅのフアンの方から『つるなのシフォンケーキ』を戴き、エキサイティングしてしまった教室です。
つるなをペーストしたケーキはとろける美味しさでした!!いっしゅうさんも、黙々とごちそうになりました
ひえのシチューはからだがホカホカになりました。
””カスレ風ひえ粉シチュー””
ひえ粉はタマにならず、扱いよい食材です。
簡単にシチューやグラタンのソースなどもできます。
オリーブ油をひき、玉ねぎ、ごぼう、戻した車麩をふたをして炒めます。
玉ねぎがしんなりしたらひえ粉を加え、しんなりさせます。
水と出しを入れ、ことこと煮て、トロリとしたら出来上がり。
””♪カスレ風ひえ粉シチュー””(4人分)
材料;
車麩 2枚(水で戻し、一枚を12等分する)
玉ねぎ 1個(粗いみじん切り)
ごぼう 10㌢(ささがけにする)
オリーブ油(車麩と玉ねぎ等炒め用) 大さじ2
ひえ粉 大さじ3(45㌘)
水(3種のきのこ出し) 600ccと3種のきのこ出しひとつかみ
レンズ豆 50㌘(熱湯に10分程浸す)
しめじ
半株自然海塩と胡椒 各適量
作り方;
①鍋にオリーブ油をひき、粗みじんにした玉ねぎ、ささがけにしたごぼう、戻して水切りした車麩をフタをし弱火で香りよく炒める。
そこえ、ひえ粉を加えしゃもじで3分程乾煎り。
ひえ粉が玉ねぎやごぼう、車麩にからみしんなりとなったら、水と3種のきのこ出しとレンズ豆、しめじを加えて15分程煮る。
(水の代わりに豆乳や牛乳でもいいですが、ひえ粉を多くすると、豆乳がなくても、トロリとします。)
②レンズ豆が柔らかくなったら、塩と胡椒で味を整える。*カスレはフランス語で、フランス南西部の豆料理。
白いんげん豆やレンズ豆を主に使う。
*シチューの語源はフランス語の古語estuverで、現代のフランス語では蒸し煮にする、煮込むなどの調理用語として使われるetuver(エテュベ)にあたります。
「サウナ風呂(閉め切った暑い所で汗をかく)」。
紀元前500年頃、ケルト人が生んだ偉大な料理がシチューといわれています。
””ごぼうと車麩の炒め物””
ごぼうと車麩の組み合わせは、肉食系の方にも満足なボリューム満点のおかずです。ごま油をひいて、ごぼうとねぎ、車麩を炒めます。車麩がしんなりしたら、調味料を加えて味をつけます。
””♪ごぼうと車麩の炒め物””(4人分)
材料;
ごぼう 30㌢位(ささがけにする)
車麩 2枚(水で戻し12等分する)
長ねぎ 半本(粗みじん切り)
ごま油と塩 ごま油大さじ1(塩ひとつかみ。ふりかけ用)
調味料水 大さじ2
純米酒 大さじ1
濃い口しょう油 小さじ1
炒りごま 大さじ1
味噌 大さじ1
七味唐辛子 適量(ふりかける)
作り方;
①鍋にごま油をひき、ごぼう、ねぎを炒め塩をふる。
戻した車麩も加え炒め調味料で味をつけ、七味唐辛子をふりかけます。
さつまいもとレーズンの豆腐クリーム
玉ねぎとレーズンのかすかな甘味と、さつまいもや豆腐がレモン汁やオリーブ油にからみ、お年を召された方から、小さい人まで『おいしい!!』と戴けちゃう一品です。
玉ねぎの切り方と処理の仕方においしさのコツがあります。玉ねぎは線維に直角に切ります
苦みが少なくなりますふきんに刻んだ玉ねぎを入れ、塩少々ふり、15分程おきます
玉ねぎがしんなりしたら、フキンの上からよく揉んでやります。
豆腐はふきんで包み、まな板の間で30分程水切りします
さつまいもは一㌢角に切り、塩をパラリとふり、10分蒸します
蒸したさつまいもと豆腐、玉ねぎを和えます
塩レモンを小さじ2程加えると、味がさわやかになります。
♪さつまいもとレーズンの豆腐クリム和え””(4人分)
材料;
さつまいも 小1本(サイコロに切る)
木綿豆腐 半丁(水切りする)
玉ねぎ 半個(みじん切り)
レーズン 適量
オリーブ油 小さじ2
自然海塩と胡椒 適量
レモン汁 大さじ1(あれば塩レモンも少し加える)
作り方;
①さつまいもは一㌢くらいのサイコロに切り、はしが通るくらいまで蒸す。
②豆腐はふきんで包み、まな板ではさんで水切りを20分程する。
水切りをした豆腐とみじんにした玉ねぎ、オリーブ油、塩、胡椒、レモン汁(あれば塩レモンも加える)をよく混ぜ合せ、蒸したさつまいもと和えます。
あれば柚子の皮を飾ります。
##””*塩レモンの作り方””##
材料:
レモン(無農薬がいいです) 適量
自然海塩
レモンの重量の15〜20%レモン汁
ひたひたになるまで汁を加える作り方;
①レモンはよく洗い、クシ形か十字(モロッコでは十字)に切り目をいれ、種も使用。
熱湯消毒したビンに大さじ1の塩をいれ、切ったレモン一個をビンの中で絞る。
一個のレモンを絞ったら、また大さじ1の塩をふり、切ったレモンをいれ絞る。
レモンを入れ塩をふるのをくり返し、最後に上からギューと押す。
その時レモンが汁でひたひたにならなければ、絞ったレモンを加え、その上に大さじ1の塩をふります。(お好みでベイリーフ、シナモンを入れても)
②冷蔵庫で保存し、毎日1〜2回ビンを振って、塩とレモン汁を一週間、ビンをふってなじませます。
その後、常温暗所で、4週間程保管(自然発酵させます)して完成です。
レモンの皮がすごく柔らかくなります。
一ヶ月で完成したら、冷蔵庫で保存。
何年でもOK。一週間でも使えますが、エキスが出てくるのは、一ヶ月後です。
塩レモンはモロッコが発祥の地です。
煮込み料理やサラダ、パスタ、グリル料理などさまざまな料理に使用できます。
蒸かしイモにかけると美味!!炭酸水にも数滴いれるといい香りです。
””とろとろこんにゃく””
オーガニックのこんにゃくを炒め、なめこと合わせます。
こんにゃくもツルツル、なめこもツルツル。
ダイエットにもお弁当やお酒の当てにもいいですよ😊土鍋でこんにゃくと赤唐辛子を炒めます。
こんにゃくが少し白っぽくなってきたら、さっと茹でたなめこと調味料を加え、味をふくませます。
なめこは沸騰した湯でさっと湯がきます
””♪とろとろこんにゃく””(4人分)
材料;
こんにゃく 1枚(湯で、両面に切り目をいれ、うす切り)
なめこ
半袋ごま油(炒め用) 適量煮汁(3種のきのこひとつかみ)
出し60ccしょう油 小さじ2
みりん 小さじ2
赤唐辛子 1本片栗粉
小さじ1(水小さじ2で溶く)
七味唐辛子(ふりかける) 適量
作り方;
①こんにゃくはゆでて、大き目の短冊にし、うすく切ります(味がしみやすい)。両面に切り込みを入れる。なめこはさっと湯通しします。
②鍋にごま油をひき、赤唐辛子とこんにゃくを炒り、なめことしょう油、みりんで味をからめ、片栗粉でとろみをつけます。
七味唐辛子をお好みでふりかけて、出来上がり!””蓮根サラダ””
&show(,,画像の説明);
蓮根は、長南町の金坂さんの無農薬蓮根です。
彼は、竹チップを1トン 沼にいれ、無農薬の蓮根作りに成功しました。
むち〜〜とした食感と粘りが大変美味しく、蓮根ステーキでも戴きたいな!!金坂さんの蓮根
湯をわかし、さっと茹でます
松之郷の林さんの自然農『無農薬ねぎ』と調味料を合わせていただきます。
””♪蓮根サラダ””(4人分)
材料;
蓮根 一節(うす切りにし、さっとゆでる)
ねぎ 半本(小口切り)
調味料しょう油 大さじ2
ごま油 大さじ1
自然海塩 ひとつかみ
昆布酢 昆布3㌢と酢大さじ2
作り方;
蓮根は輪切りのうす切りにし、さっと熱湯でゆで、ザルで冷まします。
②調味料を合わせ、冷めた蓮根を和え、冷蔵庫で一時間ほど浸します。
小口ネギを添えてお召し上がり下さい。
##””蓮根の栄養””##蓮根はスイレン科の多年草の植物で、土の中の奥深い所に埋もれている蓮は大変生命力があります。
蓮根の薬効は、心臓の働きを強化し、血圧を調整します。
蓮根は穴のある器官に効果があり、肺結核、喀血、ぜんそく、せき止め、鼻血などにも薬効のある優れものです。
特に節のところに薬効(漢方ではコーレン)がありますので、私は捨てずに、乾燥させ、ミキサーで挽いて痰を伴う咳があると、3年番茶の中に、粉末の蓮根と梅干しを入れて熱々を飲みます。
すっきりしますよ!!
””もやしと生ピーナツの甘煮””
意外な組み合わせ!と皆さんの声があがりましたが、食べると、和風なような中華のような、不思議な美味しさです。千葉はピーナツの産地です。
千葉に来て、生ピーナツを初めて食べました。加工した落花生とは、ひと味違う味わいにビックリしたことを覚えています。
””♪もやしと生ピーナツの甘煮””(4人分)
材料;
もやし 半袋
生ピーナツ 20個(乾燥ピーナツでも)
玉ねぎ 1個(一口大に切る)
生姜 1片(みじん切り)
レーズン 大さじ2(固い時は水につけてふやかす)
菜種油(炒め用) 適量水と3
種のきのこ出し 水半カップと3
種のきのこ出しひとつかみ
自然海塩と胡椒
適量酢 大さじ1
片栗粉 大さじ1(水大さじ2〜3で溶く)
作り方;
①一口大の玉ねぎとみじん切りの生姜を菜種油で炒め、茹でた生ピーナツ、もやし、レーズンを加え、調味料を入れて、5分程煮ます。
②片栗粉を2倍位の水で溶いて、全体にとろみをつけて器に盛ります.
””カブの柿酢と赤梅酢漬け””
真ん中がカブの柿酢と赤梅酢漬けです。
さっぱりとした酢漬けですカブのおいしい季節になりました。
廻し切りにし、塩を少しまぶします赤梅酢と柿酢をカブにかけます
しばらく置くと、しんなりしてできあがり
””きらずもち””
最初の日は、乾燥おからでしましたら、水分を吸い込んで、味がおいしくなかったので、生のおからでしましたら、”おかわり!”、、、、ないのという声もあり美味しかったです。
クルミと黒砂糖をすり鉢で、クルミの油がでるまですります。
すれたら、湯を加え伸ばします
おからと高きび粉を熱湯で耳たぶ位の固さにし、お団子にします
熱湯で茹でます
団子が浮いてきたらすくいます
””♪きらずもち””(4人分)(おからは包丁で切らなくてもいいので、“きらず”と言います)
材料;
おから(乾燥おからでも) 50㌘
高きび粉 80㌘
熱湯 80cc
クルミ 大さじ1(ローストして粗く刻む)
黒砂糖 大さじ1
お湯 大さじ1
作り方;
①おからと小麦粉をボウルに入れ、菜箸でかきまぜながら熱湯を少しずつ加えながら、耳たぶ位の堅さにまとめ、一口大にちぎりバットに並べます。
②鍋に湯をわかし、団子が上に浮かんで一分程したらザルに上げて水を切ります。
③クルミは煎って粗く刻み、すり鉢でねっとりするまでする。
黒砂糖を加え湯ですりのばします。きらずもちの上にクルミだれをのせて召し上がれ!!