2019年11月楽膳教室

10月の大雨は家の前まで浸水
道路は川のようで、車の走行の度に波のように泥水が押し寄せてきて、生まれて初めての経験を!!

11月・・・旧暦亥(い)の日はこたつ開き・・・つぶっこ教室

○気合いをいれて味噌汁作りを!!
○ひよこ豆とおからパウダー、蓮根バーグのひえソース
○ちりめんの卵とじ
○じゃがいものナムル
○南瓜の種と人参サラダ
○里芋と切り干し大根の煮物
○ゆかりご飯と香の物
○ベニエ・ド・ポム(りんごのフリッター)
○DEKOさん珈琲

台風と大雨の被害から少し免れた里芋や蓮根を使い、秋を戴きます💗

♪気合いを入れてみそ汁を作りましょう!!
みそ汁は日本料理の代表的な材料として、国内外でも知られています。
味噌の起源には二つの説がある。「中国伝来説」遣唐使が中国の『醤(しょ)』を持ち帰り大宝律令に『未醤』=味噌と書かれ税の対象になっています。
もう一つは、「日本独自説」で縄文時代後期から穀物を塩蔵していた形跡がみつかっています。平安時代に初めて味噌と文献にあり、
地位の高い人の給料や贈り物で、味噌は庶民の口には入らなかったそうです。
鎌倉時代に『みそ汁』が登場します。僧侶がすり鉢で粒味噌をすりつぶしたところ水に溶けたためだとか。鎌倉武士の「一汁一菜」の食事の基本が確立されました。
室町時代には大豆を大量につくるようになり味噌が保存食になりました。
戦国時代の味噌は『戦陣食』で武田信玄は信州味噌、豊臣秀吉、家康は豆味噌(八丁味噌)、伊達正宗は仙台味噌として奨励しました。
江戸時代には味噌文化が花開き、みそ汁が庶民の味になり、現代に受け継がれています。
味噌の栄養;たんぱく質・グルタミン酸をはじめとする各種アミノ酸・
ビタミンB3・酵素・イソフラボン・コリン・レシチン
○ 醗酵によって脂肪酸エチル類が、がんを引き起こす変異原の力を抑制します。
(動物実験では、肺がん、胃がん、乳がん、肝臓がん、大腸がんに抑制効果あり)
○ マルコメと東京工科大学の共同研究で、肌の保湿やきめ細かさの効果を発見!
○ 味噌の熟成度が高い程、がんを抑制し予防を含めた生理活性物質が産生される。
○ 味噌の大豆たんぱくが血圧降下に作用している(動物実験で)
○ 味噌に含まれるイソフラボン
味噌にちなむことわざ
○ 味噌と医者は古いほど良い。又、女房と味噌も古いほうがいいそうな。
○ 医者に金を払うより味噌屋に払え。味噌の医者殺し。
○ 味噌買う家は蔵が建たぬ。塩も味噌もたくさんの人(大切な物をもつ人)

♪五菜三根=徳川家康の長寿のもとのみそ汁(4人分)
材料;ミネラル命の出し      3カップ
味噌               大さじ3位
五菜    大根葉、玉ねぎ、白菜、キャベツ、法蓮草(葉野菜)
三根    人参、大根、牛蒡(ごぼう)
作り方;①8種類の野菜はお好みに切ります
②ミネラル命の出しの中に煮えにくいものから入れ、具材に芯まで火が入っているのを確認し、
火を弱火にし出しが静まったら、『味噌』を溶きます。『にえばな』が大切です。
味噌を入れたら火を止めます。グラグラと味噌を煮立てると、味噌の香りと微量アルコール成分が飛びます。豆腐や、若布、葱(ねぎ)を入れる時は、味噌を溶いた後にいれます。

右の朱のお椀が家康公のみそ汁です。恐れ多くフタは開けないで?皆さま何度も美味しい、美味しいと頂戴しました。長生きできそう、、、、。
家康公のみそ汁ですので、少し上等な器に!!
具沢山でみそ汁だけでもお腹が一杯になりました。

 

 

 

 

♪ひよこ豆とおからパウダー・蓮根バーグひえ粉ソース添え(4人分)
材料;ひよこ豆(戻した豆)         100㌘
おからパウダー               40㌘
ミネラル命の出し              160cc
蓮根(れんこん)              10㌢位(すりおろす)
大根葉と長葱(ねぎ)            各1本(みじん切り)
大蒜(にんにく)と生姜(しょうが)     各1片(みじん切り)
ラードとバター(炒め用)          各大さじ1
自然海塩と胡椒               適量
ひえ粉ソース
ミネラル命の出し             150cc
ひえ粉                  大さじ1
生姜(しょうが)             2片(千切り)
バターかサチャインチオイル        大さじ1
自然海塩と胡椒              適量
● 厚手の小鍋に油をひき生姜を香りよく炒めてから、ひえ粉を加え1〜2分弱火で油とから
め、ミネラル命の出しを入れてとろみがついたら、塩と胡椒で味を調えます。
作り方;①ひよこ豆は前の晩に浸水し、柔らかくなるまで茹でます。

蓮根をすっている5歳の方。

蓮根は皮ごとすりおろす。大根葉と長ねぎはみじん切り。大蒜(にんにく)と生姜もみじん切り。
②鍋にラードをひき、大蒜と生姜を香りよく炒めたら、大根葉と長ねぎも柔らかくなるまで炒め,ひよこ豆、おからパウダー、すりおろした蓮根、ミネラル命の出しを加え炒め煮にします。
塩と胡椒で味をつけ汁気がなくなれば、冷ました生地をバーグ型にまとめ、さくさく粉をまぶしてフライパンにラードとバター油をしきこんがりと両面焼きます。
ひえ粉ソースをかけ、味が薄ければ少し醤油をたらす。

おから、蓮根、大根葉、葱、にんにく入りのバーグにひえ粉ソースが滋味でお腹もほっこり☺

♪ちりめんじゃこの卵とじ(4人分)
材料;ちりめんじゃこ           30㌘
貝割れ菜                 100㌘(2パック)
生トマトかカットトマト          小1個(1㌢角に切る)
卵                    4個
うす口しょう油              小さじ2
自然海塩                 小さじ½
ラードとバター(炒め用)         各大さじ1
飾りのハーブ               適量
作り方;①ちりめんじゃこはザルにいれ、熱湯をかけ水を切る。
貝割れ菜は根を落とし3㌢位に刻む。生トマトは1㌢角に切る。
②ボウルに卵を割りいれ、粗くほぐし、塩とうす口しょう油で味をつけ、ちりめんじゃこ、
貝割れ菜、トマトを加え混ぜ合せます。

娘から林檎型のフライパンをゲット!!作るのが楽しくなりますよ😊
規制のフタでははみでるので、どうしょう〜〜と思っていたら、連れ合いが作った鍋フタがあるのを思い出しました!!右の小鍋はひえ粉ソースを仕込んでいます。

③フライパンに、ラードとバターを熱し、②を一度に流しいれ、いり卵風に大きく混ぜ
半生状態で仕上げます。器に取りわけ、紅生姜の千切りを飾ります。

♪馬鈴薯(じゃがいも)のナムル

材料;あれば男爵          小2個(200㌘)(2㍉の千切り)
貝割れ菜              1パック
長葱(ねぎ)            小さじ2(みじん切り)
大蒜(にんにく)          2片(みじん切り)
赤唐辛子              ¼本(種をとり刻む)
白炒り胡麻             小さじ1
ナムル調味料
こい口しょう油           小さじ1
胡麻油               小さじ1
砂糖大根と自然海塩         各小さじ½
作り方;①馬鈴薯は2〜3㍉の千切りにし、沸騰した湯で2分湯がきザルにあげます。
大蒜(にんにく)はみじん切り。赤唐辛子も種をとり細かく刻む。長葱(ねぎ)もみじん切り。
②ボウルに馬鈴薯、大蒜(にんにく)、赤唐辛子、葱(ねぎ)、ナムルの調味料を合わせ、
貝割れ菜を加えて混ぜます。上に炒り白ごまをふりかけいただきましょう。

馬鈴薯のナムルを初めての方が多く、以外な美味しさにパクパク。

♪里芋と切り干し大根の煮物(4人分)
材料;里いも          4個(蒸かすか茹でて皮をむきます)
切り干し大根          30㌘(水にさっと浸し、すぐにザルに上げる)
柚子の皮(飾り)        少し(千切り)
ミネラル命の出し        1カップ(切り干し大根の戻し汁も入れます)
濃い口しょう油         大さじ½
味醂(みりん)         大さじ½
自然海塩            小さじ½
作り方;①鍋に出しと調味料を煮立て、蒸かした里芋(大きいのは半分に切る)と切り干し大根をいれ、沸騰したら落としぶたをして、里芋が柔らかくなるまで15分ほど煮ます。
②煮たら器に盛りつけ、柚子の皮を散らします。
(切り干し大根は干すことで、食物繊維が15倍に増えます。)

うす味仕立てです

♪南瓜(かぼちゃ)の種と人参サラダ
材料;南瓜(かぼちゃ)の種       大さじ1、5(10㌘)
レーズン             大さじ1
大蒜(にんにく)         1片(スライスし油で炒める)
車麩               2個(水で戻し、1㌢幅に切り油で炒める)
人参               中1本(千切り)
リンゴ酢か柿酢          大さじ2
自然海塩と胡椒          各適量
太白胡麻油かサチャインチオイル  大さじ1

 

作り方;①南瓜の種はから炒りします。車麩は水で戻し、水気を絞り、1㎝幅に切ります。
大蒜(にんにく)はスライスし、太白胡麻油で炒め、良い香りがしたら水切りした車麩も
カリッと炒めます。人参は千切りに。
②ボウルに、レーズン、大蒜(にんにく)、車麩、リンゴ酢か柿酢、塩、胡椒、南瓜の種を入れてドレッシングを作り、人参にかけてお召し上がり下さい。

 
♪ゆかりつぶっこご飯(4人分)

ゆかりは食欲をそそりますよ💗

ゆかりは梅干しを作るときの赤紫蘇を天日で干し、すり鉢で粉にしたものです。
しその栄養
しそは漢字で「紫蘇」と書くように、ものをよみがえらせる力があるといわれてきました。
しその香りはペリラアルデヒドという成分によりますが、この成分は強い防腐力を備えています。刺身のツマに添えられるのは、食中毒予防のためです。ミネラル、ビタミンB,カルシウム、
鉄分などを豊富に含んでいますが、中でもカロテンが人参やパセリよりも多く、ガンの予防に効果があります。咳止めやかぜの薬とされ、炎症をとるので昔から大切に使われてきました。
血糖値も下げます。しその実の油がアレルギー体質を変える!として注目をあびています。
♪香の物

はやとうりを酢と梅干し醤油で漬けました。

♪ベニエ・ド・ポム(りんごのフリッター)(4人分)

 

お持ち帰りを食べてしまった方が多く家族のお口に届かなかった程美味しいですよ😊

材料;酸味のあるりんご       1個(半分に切り芯をとり1㌢幅に切る)
揚げ油          適量
 

 

 

 

りんごの衣
小麦粉(薄力粉)     100㌘
小麦天然酵母(ベーキングパウダーでも)50㌘(ベーキングパウダーなら小さじ⅔)
ラム酒かブランデー          小さじ1
卵                  1個
砂糖大根糖              大さじ2
自然海塩               少々
豆乳(牛乳でも)           100cc
檸檬(れもん)の汁          小さじ1

 

仕上げ用
シナモンと粉砂糖   適量(ベニエ・ド・ポムにふりかけます)
作り方;①りんごは皮が気にならなければ皮ごと使用します。半分に切り、芯をとり一㌢幅に切ります。
②ボウルに卵を溶き、砂糖大根糖、豆乳、塩、檸檬の汁を混ぜ、小麦粉と天然酵母、ラム酒を加え、天ぷらより硬い衣にまとめ、りんごに衣をたっぷりつけ、160度の低温でゆっくり揚げます。揚げたてにシナモンと粉砂糖をふりかけます。
りんごではなく、バナナやいちじくなども美味しいですよ。

♪DEKOさん珈琲