2015年8月果物酵素で美しく・蜂蜜、そば、ゴーヤの栄養・青しそパウダー

8月・・・お茶・保存食・・・つぶっこ楽膳教室

酵素で体の内側から美しく・そばの栄養・ゴーヤの栄養しその実塩漬けとしその栄養

♪くだもの酵素で内側から美しく!!くだものには、たんぱく質・ミネラル・でんぷん・脂肪・糖分などを分解する『食物酵素』が含まれます。また、果糖・ビタミン・ミネラルも豊富で、水分は80%とカロリーが低く、ダイエットにも最適な万能食品です。果物の食物酵素は、食前30分前か食間に食べると最大限に利用できます。果物の皮には実よりも、栄養と酵素が多くふくまれています。酵素は、消化をしたり、筋肉を動かしたり、免疫力や自然治癒力を高め、新陳代謝をうながし、いわば生命活動の主役の働きをします。人間は酵素が無くなる時には死を迎えます。果物とハチミツを混ぜた##””『酵素水』””##は、さらに効率よく吸収を高め、素早くエネルギーになります。キーウイなら1個を刻み、ハチミツ小さじ1を混ぜ、20分ほどおくと出来上がります。キーウイの皮には、果肉の3倍のポリフェノールや、多糖類、ビタミンC,E,クエン酸、食物繊維、葉酸などがふくまれ、キーウイポリフェノールには””ホモシスティンという心臓病を起こす免疫因子の血行濃度を下げる働きもあります。キーウイの皮に大変な栄養があるので、私はランダムにむいて食べます。パパイヤ・アボガド・キーウイ・バナナ・マンゴー・レモン・りんご・いちご・ぶどう・メロンを積極的にたべて、身体の内側からもきれいにしたいものです。キーウイの酵素水柿酢疲れた時に飲むと、体がシャキッとします。

ハチミツの栄養ハチミツは、脳の活性化(ビタミン、ミネラル、亜鉛の効果)老化防止(各種ビタミンとミネラルで抗酸化作用)胃腸の調子を調える(便秘や下痢に大さじ3杯を目安に摂取)せき止めやのどの調子を調える(抗菌作用)貧血の改善(鉄分と一緒にとると効果あり)不眠症(ハチミツに含むブドウ糖がトリプトファンの吸収をよくし、セロトニンの分泌を増やす。)疲労回復を促す。

♪そばの栄養昔の修験者や行者は山中での修行の際、腰に「そば粉」を入れた袋をぶら下げ、水で練って食べたと言われている。又そば粉を練ったものに梅干をすり入れた丸薬を持ち歩いたとされている。 比叡山延暦寺の荒行「千日回峰行」においては最も過酷な9日間の断食断水不眠の行に入る100日前から五穀断ちが行なわれ、五穀に入らないそばと少しの野菜を食べて荒行に備えたそうである。(五穀は米、麦、あわ、きび、大豆(小豆、ごま)といわれています。)*高血圧や糖尿病から守るルチン(中国では韃靼蕎麦茶を「苦蕎麦」として漢方薬に)そばの成分の筆頭にあげられるのがルチンです。ルチンは、穀類ではそばにしかなく、しかも大量に含まれています。(特に韃靼蕎麦はふつうの蕎麦の100倍ルチンを含むといわれる)ルチンは、ビタミンPの一種で、毛細血管を強化し、血圧を降下する働きがあり、心臓病や動脈硬化、高血圧の予防になります。また、膵臓を守り、糖尿病の予防と抑制にも役立ちます。現在、「ルチン」は、血管補強剤。毛細血管性止血剤として用いられ、高血圧・狭心症・心悸亢進・動脈硬化症・慢性胃腸出血・糖尿病等の薬の原料として使われています。*そばポリフェノールでボケ防止特にそばポリフェノールは、脳の記憶細胞が死滅するのを防ぎ、記憶させる効果が高いのです。*畑の牛肉と呼ばれるほどの高タンパク体内で吸収されて必須アミノ酸に変わるタンパク質が、どれくらい含まれているかを測ると、白米が64.小麦粉が44に対して、そば粉のたんぱく価は、92。畑の肉と呼ばれる大豆ですら86です。また、そばには基礎体力を整えるスレオニン、強肝作用のあるメチオニン、美しい肌を保つシスチン、トリプトファンや、リジンも、多く含まれています。*便秘症、愛飲家にもおすすめ便秘症の解消にも、そばはおすすめです。 白米の2.5倍もヘミセルロース(食物繊維)が含まれており、 毎日食べれば、効果が現れます。ビタミンB1は、白米や小麦粉の4~5倍も含まれており、脚気や食欲不振を予防してくれます。口内炎や口角炎を予防するビタミンB2や老化防止に役立つビタミンE、少量ですが、脂肪肝や肝硬変やガンを予防する、コリンも注目に値します。*消化よく、ダイエットにも効果的そばには、タンパク質や脂肪を分解する各種酵素が多く含まれます。タンパク質は75%、脂肪は84%、炭水化物は97%まで消化され、理想の消化力をもつ。(東北農業研究センター・作物機能開発部 渡辺 満先生 dataより)♪しその実塩漬け(炊き込みごはんにも利用してください)柿酢2年たっても腐らないで保存ができますしその実をこそげとり、丁重に水洗いし、ざるに上げます。ざっと熱湯にくぐらせてから、塩漬けにします。塩としその実は1対1が何度かしてみていいようです。塩でまぶしたしその実を1〜2日紙の上におき、紙がしめったら紙を代えて乾燥させてください。ビンに入れてしっかりとふたをします。常温でも長期保存ができます。(しその実はカルシウム、ビタミンが豊富です)

♪青しそパウダー(赤しそでもいいです。)柿酢昨年のしそパウダーです。青しそは、酢水洗いし、陰干しでよく乾燥させます。両手でよくもみ、細かい粉にしてビンで保存します。1日5㌘〜10㌘煎じて飲むと健胃、鎮咳、去痰、鎮痛、利尿、魚の中毒に効果がある。煎茶でうがいすれば口内炎、口臭、咽頭炎に効果あり。切り傷にふりかける。* しそパウダー大さじ1に150ccの熱湯をいれるとしそ茶に。緑茶をまぜると美味しいです。””♪青しその佃煮””(青しそ450㌘・しょう油250cc・純米酒100cc)葉のみ取ります。水洗いして泥やゴミを取り除きます。2回くらい洗い,軽くしぼります。熱湯(火はつけたまま)に入れ,約2分間置きます。しそを鍋から取り上げ,冷めるまで水にさらします。さらしたしそを固くしぼり,みじん切りにして鍋に入れ、しょう油250cc・酒100ccで味をつけ混ぜ合わせていきます。火で焦げないように混ぜ続けます。調味料がなじみ,しその色が変わりかけた頃(10分くらい)山椒の実を手でつぶして入れます。さらに焦げないように混ぜ続けます。汁がほとんど無くなりかけた頃チリメン(約35g)を入れます。2〜3分後,味見をして調整して下さい。チリチリという水気のとぶ音があまりしなくなったら出来上がりです。鍋底が焦げやすいので注意!(周りは少々焦げますが)火を止めたらすぐに鍋をコンロから下ろして下さい。ラップに包んで冷凍しておくと一年以上もちます。

♪ゴーヤの栄養柿酢昨年乾燥したゴーヤです柿酢丸ごとですと、苦みもあまりなく戴けますゴーヤは疲れ目や目の乾燥を防ぎ、肌の必要な油分と水分を調整するビタミンA、血行を促し、若返りのビタミンとも言われる抗酸化ビタミンEが豊富な食品です。天然にはあまり共役リノール酸を多量に含んだ食品がありません。でも共役リノール酸が多く含まれているのが ””「ゴーヤの種」””なんだそうです。共役リノール酸はリパーゼ(胃液に含まれる脂肪分解酵素)を活性化させ脂肪の燃焼を促進する働きがあります。1978年にウィンスコンシン大学のパリザ教授によって発見された天然の脂肪酸です。ゴーヤのビタミンCは、皮に75㌘、種に160mg、””『ワタは240mg””もあり美肌に最高』ちなみに、横浜のインド料理店主は「日本では苦い皮を食べて、甘いワタを捨てる。インド人びっくりね!!」と話しています。ゴーヤに含まれる””モモルデシンが血糖値を下げたり””、コレステロールを下げる効果があると琉球大学・鈴木信名誉教授は話されています。ゴーヤも捨てるところがないようですね。カリウムやカルシウムやマグネシウムも豊富で、ビタミンCもレモンの3倍あります。