2018年2月パン教室

2018年2月パン教室
♧つぶっこカプリナン
♧いなご豆とごぼうのクッキー
♧野沢菜とじゃこのパスタ
♧蕪のピューレスープとサラダ
♧香の物・DEKOコーヒー

 

2月のパン教室食卓

♪つぶっこカブリナン(4枚)
材料;高きび粉(あわ粉やひえ粉でも)     100㌘
強力粉                 200㌘
全粒粉薄力粉(スペルト小麦)      200㌘
小麦天然酵母              150㌘
豆乳                  150cc
砂糖大根糖               大さじ1
自然海塩                小さじ1
溶かしバター              20㌘
バージンオリーブ油           大さじ1
ぬるま湯                50〜60cc

ナンはインド料理店でおなじみですが、以外にインドでは全粒粉のチャパティやパラタ、お米が主食で食べられているそうです。ナンは、北インドのパンジャーブ地方で食べられていた宮廷料理ですので、庶民には、大きなタンドール窯がないこと、精製した小麦粉が贅沢品であることからポピュラーな主食ではないそうです。
カブリナンは、朝食やおやつにもなるナッツや干し果物がたっぷり入ったナンです。

カブリナンの材料
デーツとレーズン            100㌘
アーモンドや胡桃            100㌘
ココナッツフレーク           100㌘
シナモン                小さじ1
カルダモン粉とフェンネル粉       ひとつまみ(お好みで)
水             50cc位(固さは水を注ぎながら調整)

カブリナンの具の作り方
①種のあるデーツは種を取り刻み、ローストした木の実も刻む。
②水以外の材料をミキサーにかけ、少しずつ水を注ぎペーストにします。
甘さが欲しい時には、砂糖大根糖を少し加えます。

生地にフォークで穴を開けて火の通りを均一にします。

 

カブリナンにはさむ具を混ぜています。

 

 

フライパンでカブリナンを焼き、仕上げはバターをのせて。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

贅沢なナンのできあがりです。

♪牛蒡といなご豆(キャロブパウダー)のクッキー
(25個位)

材料;牛蒡(ごぼう)        中1本(100㌘位)(ささがけにする)
ごま油(炒め用)           小さじ1
全粒粉薄力粉(スペルト小麦粉)    150㌘
いなご豆(キャロブパウダー)     大さじ2
小麦天然酵母             50㌘
ごま油                30cc
砂糖大根糖              30㌘
自然海塩               小さじ⅕(3本指で塩ひとつまみ)
水                  大さじ2
レモン汁               小さじ1

ごま油で炒めた牛蒡と材料をボウルの中で混ぜ、水を足しながら手で生地を固めます。生地を長方形に伸ばし、カットして、オーブンでこんがり焼いて出来上がり。

 

 

♪野沢菜や高菜のちりめんじゃこのパスタ(4人分)
材料;パスタ               人数分
野沢菜や高菜            適量(1㌢位に刻む)
ちりめんじゃこ           適量
バージンオリーブ油         大さじ2
こい口しょう油           小さじ1
ブロッコリー            半分(小房に切り50℃洗い)
柚子の皮(あれば)         適量(千切り)
作り方;①野沢菜は細かく切り、ブロッコリーも小房に分けて50℃洗いする。
②沸かした湯の中に、オリーブ油と塩を小さじ加え、沸騰したら袋の指示通りに茹でる。
茹でたら、しょう油とオリーブ油をからめ野沢菜を混ぜる。
パスタをお皿に盛りつけ、ちりめんじゃことブロッコリーをのせ、あれば柚子の皮を飾り戴きます。
    

野菜と漬け物、ちりめんじゃこがたっぷりなシンプルパスタ。黙々と夢中になって戴きました。お代わりをしながら、漬け物やスープもあることに気づいた私たちは、本当にパスタの虜に!!おいしかった〜〜〜〜

 

♪蕪(かぶ)のピューレスープ(4人分)
材料;蕪              4個(4つ割りにする)
セロリ               1本(粗みじん切り)
パセリ               1束(粗みじん切り)
キヌア               大さじ1
ローリエ            1枚(香り、抗菌、消化、美肌、精神安定に)
バター(蕪の炒めよう)       適量
ミネラルいのちの出し        500cc
自然海塩と胡椒           各適量

セロリは東金松之郷の土肥さんのピンピンに新鮮なセロリ。キヌアと蕪のトロトロのハーモニーが、ミネラルいのちの出しとからみ、身体が悦びました!!


♪香のものとDEKOさんコーヒー

牛蒡(ごぼう)の栄養

連れ合いは、岩手の出で、利かん坊、意地を張る子や駄々をこねる子を
ごんぼほり』と言っていました。きっと牛蒡は、地中深く生えていて、掘るのに大変な労力を使うことから、手のかかる子を『ごんぼほり』と呼んだのでしょう。
● 防菌作用;牛蒡は土の中でも腐らないし、傷ついてもすぐに回復する力がある。
● 抗酸化作用;皮にある「サポニン」は老化の原因の活性酸素を排除してくれる。
そして、体内のコレステロールや脂肪に吸着して、洗い流してくれます。
高価な朝鮮人参もサポニンを含みます。朝鮮人参も牛蒡も、3〜5年位は連作が出来ない。
● 腸の掃除;牛蒡の線維は「イヌリン」という水溶性の食物繊維の固まりで、整腸作用や余分な水分を吸着し排出してくれます。糖尿病予防効果と、血糖値の上昇を防いでくれます。
焙煎することで、イヌリンの力がパワーアップします。
● ごぼうの皮(サポニン)は肌の老化を防ぎ、血管のサビも防いでくれますので、脳卒中や心臓病の予防になります。又、サポニンは「血小板の機能を抑える働き」があり、血が固まりにくくなり、血流が良くなります。血の巡りが良くなると、体温が上がり、冷え性や肩こりが改善されます。又、牛蒡の汁をおちょこ一杯飲めば虫垂炎にいいそうです。
ニキビやワキガ、肌荒れやシミの改善にも効果があるようです。
● 牛蒡子;牛蒡の種は、漢方薬の原料の生薬として「駆風解毒湯」「紫紺清肝湯」(しこんせいかんとう)などの風邪や咽頭炎を治す処方に配合されます。
民間療法では、昔から乳腺炎に牛蒡子をお茶にして使われています。