4月のパン教室
ブルガリアのイースターのたまごの写真を教室の方から
送っていただきました。ステキでしょう!!
♢あんこ入りよもぎパン
♢アンデスパンケーキ
♢菜花のペペロンチーノ
◇じゃがいもともちきびのイタリアンスープ
4月上旬からしだれ桜のつぼみがほころび始め、今日、16日のパン教室でも
大風にも負けずにがんばって咲いてくれています。
そのそばで、ハナミズキのピンクの花が今度は私の番よ!!とばかりに
咲き始め、春爛漫のつぶっこ教室です。😊
いただきま〜〜す!
”♪あんこ入りよもぎパン”
皮はカリッと、中身は粒あんのやさしい味。よもぎの苦みとのハーモニーに、
にっこり、ほっこり。
まずは、よもぎのアク抜きをします
よもぎ粉は25㌘〜30㌘
鍋にヒタヒタの水を入れ、2分ほどゆで、フキンでさらして絞ります
ボウルに粉以外をすべて入れ、その中に絞ったよもぎをよく混ぜます
粉を加え、10分ほどなめらかな生地になるまでこねます
一次発酵します。
その間に、あんを20㌘位に丸めておきます
生地を16分割し、8㌢位に伸ばします
生地にあんをのせ、丸めます
左右につまみます
仕上げは円錐にして、お尻を閉じます
皆さん、一生懸命に丸めます
”♪よもぎパン(16個)”
材料;強力粉 450㌘
豆乳 80cc
小麦天然酵母 100㌘
砂糖大根糖 25㌘(大さじ2)
自然海塩 8㌘
卵 1個
ぬるま湯(30℃位) 80〜120cc
菜種油 大さじ1〜2
乾燥よもぎ 25㌘
作り方;①乾燥よもぎは沸騰した湯で2分ゆであく抜き、ふきんで絞ります。
②ボウルに砂糖・塩・豆乳・天然酵母・卵・ぬるま湯をいれてよく混ぜ合わせ,その中にアク抜きしたよもぎを加え、タマにならないように混ぜます。
③②のボウルに強力粉と菜種油を入れなめらかな生地になるまでこねます。
→一次発酵 60分(シャワーキャップをかける)
発酵している間に粒あんを作ります。1個を55〜60㌘位に丸めます。
④生地を16分割し丸めます。 →ベンチタイム 20分
⑤生地を裏返し、軽く押して直径8㌢くらいにのばし、丸めた粒あんを1個ずつのせ、
上下、左右、斜め右、斜め左の順に生地をつまんで包む。
表面を張らせるように丸め直し、後ろはつまんでとじます。
オーブンシートをしいた鉄板に並べ二次発酵をします。
→二次発酵 40分(フキンをかける)
⑥温めたオーブンに180度で20分焼き、160℃に温度を下げ10〜15分ほど焼きます。
##”粒あんの作り方”##
材料;乾燥あずき 250㌘
砂糖大根糖と黒砂糖 200㌘位(黒砂糖を少し加えると味に深みが)
作り方;①あずきはさっと洗い汚れを取り、厚手の鍋に250ccの水と小豆を入れ、フタをして強めの中火にかけ沸騰したら、フタをとり、水カップ1の差し水を加え、フタをしないでゆでる。再度沸騰したらそのまま2分ほどゆで、ザルにあげて、流水でさっと洗います。(渋切り)
②もう一度渋切りをします。水を250ccと小豆を鍋に入れ中火にかけ、沸騰したら、そのつど差し水を少しして、15分ほどゆでる。(小豆のしわが伸びてきます。)
そこえ砂糖を加え、オーブンシートをかぶせて、煮詰めます。
差し水は沸騰した湯の温度を下げるためで、急冷することで、豆の芯まで湯が浸透しやすい。
アンデスパンケーキを焼きましょう
材料すべてをボウルに入れます
型にオーブンシートを引き、材料を押し込みます
きっちりと詰めました
焼き上がりました
徳島から戴いた夏みかんの皮をマーマレードにしたものを添えて
いただきます。
キヌアとトウモロコシの粉入りですので、アンデスと命名しました。
ちょっと小腹が空いた時にも、ボリュウムがありいい感じのケーキです。
”♪アンデスパンケーキ”(18〜20㎝のパイ皿1枚分)
材料;小麦粉(全粒粉でも) 200㌘
コーンミール 100㌘
米粉 50㌘
キヌア 大さじ2(粒のまま)
小麦天然酵母 150cc
バター 50㌘(溶かす)
オリーブ油 大さじ2
砂糖大根糖 大さじ2
自然海塩 小さじ½
松の実 大さじ2(さっとローストする)
アーモンド 50㌘(さっとローストし粗く刻む)
作り方;①小麦天然酵母、豆乳、砂糖大根糖、塩、オリーブ油、バターを混ぜ、キヌアとふるった粉を加え、手で混ぜます。よくまざったら、松の実、アーモンドを加え混ぜます。
②18㎝のパイ皿にオーブンペーパーをひき、①の材料をいれます。
③あらかじめ200度に熱したオーブンで20分焼き、180℃に温度を下げ5分焼く。
真ん中に竹串をさして生地がつかなければ出来上がりです。
##”キヌアの効用について”##
アメリカ合衆国のNASAが21世紀の地球上生物の主食になるのでは、と発表してから欧米では静かなブームを呼んでいるアカザ科の食用穀物です。(ペルーを中心としたアンデス高原原産)
キヌアはリジン等の必須アミノ酸がすべて含まれています。食物繊維は玄米の約11倍、白米の約40倍もあります。ビタミン、カルシウム、ミネラルも豊富に含まれた完全栄養食です。
ペルー先住民ケチュア族の人々に語り伝えられている効用
♪;子どもの成長に非常に良い・・・頭がよくなる
♪;病後の回復が早い
♪;皮膚炎症を防ぐ・・・アトピー、シミ、そばかすを防止、日焼けを防ぐ
♪;妊婦のお乳の出をよくする・・・このお乳は乳幼児の免疫性を高める ♪;貧血症に効く・・・鉄分が多いので太り過ぎない
♪;便秘に驚異的な効果あり
##”コーンミールの栄養”##
コーンミールは、神経細胞の合成に欠かせない葉酸が多く、
脳の活性化に効果があるといわれています。
”菜花のペペロンチーノ”
究極のぺぺロンチーノを以前教室でしましたが、参加されてない方の
要望でしました。お一人づつ、パスタを仕上げます。
小さなおろし金ですっているのを、塩です
パキスタンのパハール岩塩という、葯6億年前(先カンブリア紀)の
塩で、雑味のない美味しい塩です。
パハール岩塩
美しいピンク色の塩です
自分好みの辛さとアルデンテに、満足!!の一言でした。
材料;乾燥パスタ 100㌘
赤唐辛子(お好みで種を使用) 1本(種を取り半分に切る)
ニンニク 1片(ミジン切りにし風味を生かす)
菜花 適量
自然海塩 お好みの量
ピュアオリーブ油 大さじ2(炒め用)
エキストラバージンオイル 大さじ1(からめ用・香りを生かす)
水 1500cc(茹で用)
塩 15㌘(茹で用)
作り方;①ニンニクはミジン切りにします。赤唐辛子は半分に切り種は取る。
②鍋に水1500cc、塩10㌘を加え沸騰したら、パスタを上下にひねって鍋にいれます。
パスタを茹でている間に、フライパンにピュアなオリーブ油(香りがとぶので、炒め用はピュアなオリーブ油を)とミジンにしたニンニクと赤唐辛子を入れ、火を中火にし、ニンニクの香りがしたら火を止め、ゆで汁20ccを加え乳化させ、余熱でニンニクの色を止める。
早めにパスタを茹であげる(茹で時間の2分前)
=アルデンテのチェックがスムズーにおこなえる。
火は中火にし、パスタとゆで汁を加え、パスタの固さをチェックしながら、塩加減もチェックする。火はしばらく中火にし、フライパンを宙に浮かすようにして、こまめにゆで汁を入れながら、油と水が完全に一体化(乳化)してきたら、火を弱火にし、パスタの固さと塩加減をチェックし、仕上げにエキストラバージンオイル大さじ1とゆで汁少々を加え、
白濁した色ととろみ具合をみて、自分好みの固さ加減になったら、菜花を飾って完成!!
”♪じゃがいもともちきびのイタリアンスープ”(4人分)
すべての材料を鍋に入れ、じゃがいもが柔らかくなるまで煮ます
仕上げに、バルミジヤーノレジャーノのチーズをたっぷりすりおろし
バージンオリーブオイルをたらりと回しかけます。塩麹で味をしめます。
もちきびがトロリとスープに溶け込み、お腹にやさしいスープです。
材料;じゃがいも 4個(1㌢角に切る)
玉ねぎ 1個(うすい回し切り)
もちきび 大さじ2(粒のまま)
3種のきのこ 10本位と氷えのき10㌘
水 400cc
自然海塩 と頃胡椒 適量
仕上げ用;塩糀 小さじ1
バルミジャーノレジャーノ 大さじ3
バージンエキストラオリーブオイル 大さじ1
作り方;①厚手の鍋に具材をすべて入れ、沸騰したら弱火にして20分程煮ます。
仕上げに塩麹、、チーズのバルミジャーノレジャーノをすりおろし、オリーブ油をまわしかけて出来上がりです。あれば三つ葉やイタリアンパセリを飾ります。
##”塩麹の作り方”##
麹 300㌘ 自然海塩 100㌘ 水300〜350cc
麹は固まりをよくほぐし、容器に塩と麹、水を加えてよくかき混ぜます。
常温で一週間から10日間、毎日一回かきまぜます。麹がほどよく溶けまろやかな感じになれば完成です。完成したら、冷蔵庫で3ヶ月〜6ヶ月を目安に使い切ります