10月に入り、どこからともなく金木犀の薫りがただよう、秋本番を満喫していましたら、先日のパン教室は30度の真夏日!。蝉も鳴いていましたよ❗そしてここ一週間は秋雨。なんと昨日は12月の真冬日になり、ストーブが間に合わないので、ヒーターをつけました。この気まぐれ天気はどうなっているのでしょうか?布団の暖かさが身にしみます。それでも、あけびや栗の収穫に秋を感じつつ、、、。
今月はもちきび、はと麦、ひよこ豆、そば粉のつぶっことご飯もまる麦、高きび、5分搗き米を準備して、スタンバイOKです。
つぶっこ教室では、できるだけご家族の参加を望んでいます。小さい頃から、親御さんと楽しく料理をすることで、いのちを育むことを知らず知らずに身体で感じることができるのではと思っています。小さい方たちに、”きみちゃん”と呼んでいただけるのが、私の生き甲斐かも!!
♪もちきびときのこたっぷりドリア(4人分)
材料;もちきび(もちあわでも) 1カップ(200㌘)
水と塩ふたつまみ 1カップ
玉ねぎ 1個(うすくスライス)
しめじ・エリンゲなど 各半株(食べよい大きさに切る)
オリーブ油 50cc(お好みでバターを少し加える)
ひえ粉 大さじ2
豆乳 1カップ(200cc)
自然海塩と胡椒 適量
パン粉 大さじ4
ドリアは日本生まれのお米の料理です。1926年、横浜ニューグランドの総料理長サリー・ワイル氏がお客様が体調がすぐれないので何かのど越しのいいものをとの以来で生まれたとか。ドリアはお米を使用します。米がないのがグラタンです。
もちきびの栄養
きびは東ジア東部から中央部が原産といわれています。
もちきびは、ビタミンB群とリン、カリウム、亜鉛、マグネシウム等のミネラルバランスに優れています。もちきびは、もっちりとした食感で卵のような味わがあり、
うるちきび(いなきび)は、ふんわり軽い口当たりが特徴です。
あわ、ひえよりも粒が大きく、雑穀としては利用しやすいです。
食物繊維もたっぷりなことから、ダイエット食品としても注目されています。
カリウム、マグネシウムの働きで、塩分の体外排出が促進され、高血圧の予防に効果を発揮し、食物繊維との相乗効果が期待できます。
また、近年問題になっている味覚障害を正常に保つために必要な亜鉛も多く含みます。
余分な熱を取り去る清熱作用があるといわれています。
♪豆の塩糀サラダ(4人分)
材料;ひよこ豆 半カップ(100㌘)(レンズ豆や 大豆でも)
大根・人参・胡瓜 各5㌢位(うすいイチョウ切り 50℃洗い)
自然海塩と胡椒 各適量
塩糀ドレッシング
塩麹 小さじ2
うす口しょう油 小さじ1
柿酢(果物の酢) 大さじ2
オリーブ油 大さじ3
林檎ジュース 大さじ1
真剣に小さい方々がドレッシングを混ぜて下さいます。
ひよこ豆の栄養
ひよこ豆(乾燥)は100g中にタンパク質20gと、豆類の中でも比較的タンパク質を豊富に含んでいます。タンパク質はからだをつくるのに欠かせない栄養素です。
そしてひよこ豆に含まれるビタミンB1は、糖質の代謝を助けエネルギーに変換、カリウムは余分なナトリウムの排泄をうながすので、高血圧や塩分のとりすぎによるむくみが気になる方、メタボリックシンドローム対策にもおすすめのレシピです。
ビタミンB1やカルシウム、食物繊維も豊富に含み、疲れやすい方、便秘気味の方、大腸がんの予防にもおすすめです。
塩糀の作り方
材料;糀 300㌘
自然海塩 100㌘
水 300〜350cc
作り方;糀はかたまりをよくほぐしておきます。
容器に糀と塩をよくまぜて水をヒタヒタにいれ、よくかきまぜます。
常温で1週間から10日間、毎日1回かきまぜます。糀がほどよく溶け、塩角がとれてまろやかになったら完成です。冷蔵庫で一年近く保ちます。
♪切り干し大根と若布(わかめ)の漬けたの(4人分)
材料;切り干し大根(乾燥) 30㌘
乾燥若布(わかめ) 10㌘(水で戻す)
人参 5㌢位(千切り)
ひね生姜 親指大(みじん切り)
白ごま(トッピング) 大さじ1
漬け汁
こい口しょう油 カップ¼
柿酢 カップ¼
砂糖大根糖 大さじ1
切り干し大根は20秒位50℃洗いし、汁は戴きます。甘くてノドによさそうです。
切り干しは生の大根の食物線が約14倍あります。切り干しは、さっと浸水しザルにあげます。浸したしるは飲んでいただきました。一同に甘くておいしい!!と。
♪はと麦と里芋のワイン味噌炒め煮(4人分)
材料;はと麦粒 50㌘(カップ¼)
里芋(馬鈴薯や茄子でも) 中3〜4個(うすく半月切り)
バター 大さじ1
ひね生姜 小さじ1(みじん切り)
ワイン(白でも赤でも) 大さじ4(なければ純米酒で)
味噌 大さじ1
片栗粉 小さじ1(水大さじ1で溶く)
黒胡椒 適量
初めての味に❗ポン
里芋にワインと味噌。バターで炒めて生姜の風味を加え、はと麦とあわせました。この味は食べてみないと伝わらないか?!
バターで里芋を炒めたら、生姜とはと麦を加え調味料を加え含め煮します。
はと麦の栄養
はと麦はタンパク質、ビタミンB1,カルシウム、鉄などを多く含み、ほかの穀類に比べ、新陳代謝作用が大きいのが特徴です。
また利尿作用があることからむくみ、かっけ、腎臓や結石にも有効です。
いぼとりにも使用されます。(イボとりは、はと麦の粉末とナスの粉末を水と酢で練りぬります。)
美肌にもいいそうです。ダイエット、腰痛、肩こり、抗炎症作用、健胃作用があります。
はと麦は体を冷やしますので、冷え性の方はたくさん食べないようにしましょう。
♪そばのちぎり揚げ(4人分)
材料;そば粉 1カップ
熱湯 半カップ〜¾カップ
菜種油(揚げ用) 適量
大根(おろし用) 10㌢位
天つゆ 適量
大根おろしの汁は、檸檬(レモン)醗酵シュースの汁を加えて乾杯しました。
小さい方が♡型や小鳥などの型にして下さいました。私はちぎっただけ、、、、。菜種油でカラリと揚げ、天つゆと大根おろし、もみ海苔でいただきます。
♪5分搗きつぶっこご飯と香の物
♪若布(わかめ)のお焼き(4人分)
材料;乾燥若布 10㌢位(水で戻し細かく切る)
サクサク粉か米粉 50㌘(半分を小麦粉にしても)
水 50cc
自然海塩 ふたつまみ
菜種油(焼き用) 適量
サクサク粉に水で溶いて、若布を加え焼きます。トッピングはレモンの醗酵を添えて。簡単でパリットした食感のおやつです。
サクサク粉と若布、塩に水で溶いて焼きます。
♪DEKOコーヒー