2015年7月パン教室

7月・・・パン教室・・・つぶっこ楽膳教室

♧コーンブレッドスティク
♧米粉といなご豆のココナッツオイルクッキー
♧茄子とじゃがいものサブジ(フェヌグリークのスパイス)
♧コリンキーと枝豆・わかめ・トマトのサラダ
♧つぶっこご飯と香の物

明日がパン教室なのに、玄関のあじさいがしんなりして、、、、。
お花が欲しいなと思った時、教室のご主人さまから
すてきなお花のプレゼントと😊
柿酢
柿酢

お手洗いはいつも畑の草や花ですが、華やかな個室?に変身!!
柿酢

四国に台風11号が上陸し、東金も風が強まり、夜は大雨とか。
幸いにも晴れ間の、パン教室です。
柿酢

柿酢

”コーンブレッドスティック”
柿酢
素朴なおいしさです。コーンの甘味もお口に広がり、栄養満点なパンです!!

材料を混ぜて、オーブン皿に延ばすだけ。発酵も無しの超簡単パンです。
液体と粉はふるいにかけ、混ぜ合せます。
柿酢
柿酢
発酵が無いと言ったら、わ〜嬉しいと!声が上がりました。

”♪コーンブレッドスティック”(12個位)
材料;コーンミール              350㌘(カップ2)
薄力粉                 90㌘(カップ½)
小麦天然酵母              100㌘
自然海塩と砂糖大根糖          各小さじ1½
黒胡椒                 少々
豆乳                  250cc(カップ1¼)
生クリーム               70cc(カップ⅓)
溶かしバター              70㌘(カップ⅓)」
玉子                  3個

作り方;①玉子を溶きほぐし、豆乳、生クリーム、溶かしバター、天然酵母を入れまぜます。
②コーンミールと薄力粉をふるいにかけ、①のボウルにふるった粉を加え、よくかきまぜます。
③オーブン皿にオーブンシートをひき、生地を平にのばします。
④200℃のオーブンで、表面に色がつき、フチが焼き皿から離れるようになるまで焼きます。
焼き皿で30分位。スティックにカットして焼いた時は、15〜20分で焼けます。

##”とうもろこしの栄養”##
とうもろこしは、米、小麦とともに、世界三大穀物のひとつです。
炭水化物が主成分ですが、胚芽の部分には、脂肪酸であるリノール酸、ビタミンB1,B2,カリウム、リンのミネラルを含み、表皮には食物繊維も多く含まれます。リノール酸にはコレステロールを下げる働きがあり、動脈硬化予防に有効とされています。ビタミンEは、身体の老化やガンなどを予防し、血行をよくする働きがあるとされています。食物繊維は、便秘改善や整腸作用、腸内の有害物質を排出する働きがあります。

とうもろこしはアメリカインディアンのおくりものといわれています。インディアンの民話に「とうもろこしおばさん」のお話がありますが、とうもろこしはおばさんの命として、一粒も無駄にしないようにと食べ繋がれてきました。アリゾナ州のホピス族は、けして風邪をひくことがないそうです。いつも戸外で生活し、とうもろこし畑の手入れをするのに、家から64キロも走っていきます。手入れをして、その日のうちに家に帰り、まったく疲れをみせないそうです。年寄りも同じだそうですよ。よく歩くことと、よく噛むこと、背筋をのばした姿勢、そして小食で、トウモロコシと豆類、かぼちゃ、もも、メロンなどをよく食べるそうです。肉は一年に一、2回少しの量を食べるだけとか。生れ落ちたときから冷水浴と鼻呼吸の習慣をつけるそうです。アメリカインディアンの健康法は、いわば野生(自然)の生き方ですね。学ぶことが一杯ありそうです。

”米粉といなご豆のココナッツオイルクッキー”
柿酢
やさしいクッキーです。ホロリと口の中で溶けそうです。

キャロブパウダーとココナッツオイル
柿酢
キャロブは、ココアやチョコレートの味です。少し甘味もあり栄養があります。

米粉、キャロブ、サクサク粉、ホワイトソルガム、薄力粉をふるいます。
柿酢

パサパサした粉ですが、手のぬくもりで丸めます。
ねんど遊びみたいと、楽しそうに型ができていきます😊
柿酢
柿酢

”♪米粉といなご豆のココナッツオイルクッキー”(30個位)
材料;米粉                     90㌘
いなご豆粉(キャロブパウダー)        10㌘
サクサク粉(サゴヤシでんぷん粉)       10㌘
薄力粉                    60㌘
ココナッツオイル               60cc
豆乳                     30〜50cc
砂糖大根糖                  30㌘
自然海塩                   ひとつかみ

作り方;①液状のココナッツオイルに砂糖と豆乳をまぜます。
②粉はふるいにかけ①に入れ、木べらで混ぜます。
③生地を好きな形に丸め、オーブンシートに並べ、上から塩をふります。
180℃に熱したオーブンで12分ほど焼く。

##”ココナッツオイルの栄養”##
ココナッツオイルは、母乳の成分のラウリン酸がたっぷりで免疫力UP。中鎖脂肪酸たっぷりで脂肪がつきにくいのでダイエットに。抗菌力も豊富なので、傷口や虫さされにも。痛んだ髪の毛を補修。冷え性や便秘改善にも。素肌にぬると潤い満点。またケトン体は認知症改善に。
キャロブはいなご豆ともいわれ、地中海原産の豆のさやを粉にしたものです。
##”キャロブの栄養”##
キャロブは聖書にも、聖者のパンとして昔から食べられていた、大変栄養のある食べ物です。
・食物繊維、鉄分、カルシウム、ビタミン等が多く含まれて栄養価が高い
・カフェイン等の刺激物質が含まれない
・キャロブに初めから甘みがあるため、糖分をあまり使わなくても良いという利点があります。

”茄子とじゃがいものサブジ”
柿酢

菜種油をひき、フェヌグリークの種を色つくまでフタをして弱火で炒めます。
柿酢

茄子とじゃがいも、スパイスを入れ弱火で炒めます。
柿酢

カレーリーフやフェヌグリーク種などのスパイス
柿酢

”♪なすとじゃがいものサブジ”(サブジは炒め煮という意味)(4〜5人分)
材料;じゃがいも                中4個(大き目の拍子切り)
なす                   中3本(ヘタつきでじゃがいもの大きさ)
菜種油                  80cc
フェヌグリーク種             小さじ1(クミンシードでも代用できる)
スパイス
カレーリーフ               大さじ1
ターメリック(粉)            小さじ½
レッドペパー(粉)            小さじ½
クミン(粒)               小さじ2
コリアンダー(粉か粒)          小さじ4
ガラムマサラ               小さじ1
自然海塩                 小さじ¾
氷えのきと玉ねぎ粉            氷えのき一個と玉ねぎ粉小さじ1

作り方;➀じゃがいもはよく洗い、皮ごと大き目の拍子切り。なすはヘタをつけたまま、
じゃがいもの大きさに合わせてくし形に切る。
➁鍋に菜種油とフェヌグリーク種を入れて火にかける。フェヌグリーク種が少し色ついてきたら、じゃがいもとなすを入れ、スパイスを加えよくかき混ぜる。
フタをして弱火で12分ほど蒸し煮する。再びかき混ぜ、10分程蒸し煮する。
このサブジは,インドボンベイ生まれのレヌ・アロラさんのレシピを参考にしました。(品川で、アロラ・インド料理学院を主催されています。)

##”*Fenugreek(フェヌグリーク)コロハ”##(一年草の豆科)
古代エジプトでは妙薬。セロリのような甘い香り。ビタミンA・B・Cを含む。
種に含まれるステロイドサポニンが女性ホルモンの前駆物質で、体内で女性ホルモンに変わり、バストを大きくしたり、母乳の出をよくする。
痰のきれをよくする・のどの痛みを和らげる・皮膚炎によい・腫瘍の痛みを和らげる・抗炎症作用・健胃・母乳の出をよくする・痛風・乳腺発達・催淫・局所粘膜の保護・唇の荒れ。

動物実験では、コレステロール低下と中性脂肪低下がみられる。血糖値を下げる。免疫力を高める。腸内環境を整える効果。
トリゴネリン(アルカロイドの一種)、ガラクトマンナン(多糖類の一種)、シオスゲニン(プロゲステロンに似た構造をもつ食物ステロール)、エストロゲン(女性ホルモン)、コリン、ゲンチアニン(デルフィニジンの配糖体。だ液や胃液の分泌を促す)、サポニン(配糖体の一種)
たんぱく質、ミネラル、フラボノイド(食物に含まれる色素、苦み、辛味成分でポリフェノールの一種)を含む栄養のある種です。

”コリンキーと枝豆・わかめ・トマトのサラダ”
柿酢
柿酢
新しい野菜「コリンンキー」がサラダのバージョンアップをしてくれます。

ケーキみたいなサラダの中に「食べれるほうずき」がチョコんと!
柿酢
教室の方から珍しい食べるほうずきを戴きました。

コリンキーは生食でき、便利な野菜です
柿酢

前の晩にコリンキーの白梅酢和えも作りました
柿酢
大阪の昆布屋さん、小倉屋山本の”えびすめ”も入れて、もみもみ
してから、冷蔵庫で一晩置いて出来上がり。
コリンキーはさっぱりと美味しいですよ。

”♪コリンキーと枝豆・わかめ・トマトのサラダとつぶっこご飯”
材料;コリンキー(かぼちゃの品種)         ¼個(うすいイチョウ切り)
(β—カロテン、ビタミンB1,B2,C、食物繊維、鉄、カルシウム、カリウムが豊富。)
枝豆                     200㌘(ゆでます)
わかめ(戻す)                10㌘(食べよい大きさに刻む)
トマト                    2個(くし形に切る)
らっきょう酢漬け               5〜6個(うす切り)
ドレッシング
濃い口醤油                   大さじ2
白梅酢                     大さじ2
砂糖大根糖                   小さじ1
豆板醤                     小さじ1

作り方;①枝豆は水でよく洗い、塩でゴシゴシとしごく。そのまま10分程置く。
たっぷりの湯をわかし、2〜3分固めにゆでます。コリンキーはうすくイチョウ切り。
わかめは水で戻し、食べよい大きさに切る。トマトはくし形に切る。らっきょうはうす切り。
②ドレッシングを作り、➀に混ぜます。あれば、えごま種をパラパラと上にかけて下さい。

香の物
柿酢
ぬか漬けは大切な乳酸菌食ですので、欠かさず戴きます。