2019年7月トマト・ゴーヤの栄養とトウモロコシのひげ茶

6月に漬けた梅干しを8月1日に土用干ししました。5日間晴天がつづきますように☀☀☀☀☀

2019年7月
トマトの栄養
ゴーヤの栄養
とうもろこしのひげ値の栄養

♪トマトの栄養
ヨーロッパでは昔から『トマトが赤くなれば医者が青くなる』という諺があるほど、その薬効が信じられてきました。(日本でも柿が赤くなると医者が青くなる)
トマトの赤色はリコピン(カロテノイドの一種)は、身体をサビさせて老化を進める原因となる活性酸素を除去します。
米国の研究では、前立腺ガンの患者にリコピンを投与したところ、ガン組織の成長が抑制されたという報告があります。また、リコピンがLDL(悪玉コレステロール)の酸化を阻害することから、動脈硬化の進展予防効果が期待できるとする研究報告もあります。
リコピンは脂溶性なので、油と一緒に調理すると吸収率がアップします。
また、カリウムの含有量が多いので、高血圧の改善には効果的です。
食物繊維のペクチンを含むことから、便秘の改善、血糖値や血中コレステロール値の低下なども期待できますし、美肌を保つコラーゲンの生成を助けるビタミンCも豊富に含まれています。
♪苦瓜(ゴーヤ)の栄養
ゴーヤは疲れ目や目の乾燥を防ぎ、肌の必要な油分と水分を調整するビタミンA、血行を促し、若返りのビタミンとも言われる抗酸化ビタミンEが豊富な食品です。
天然にはあまり共役リノール酸を多量に含んだ食品がありません。
でも共役リノール酸が多く含まれているのが 「ゴーヤの種」なんだそうです。
共役リノール酸はリパーゼ(胃液に含まれる脂肪分解酵素)を活性化させ脂肪の燃焼を促進する働きがあります。
1978年にウィンスコンシン大学のパリザ教授によって発見された天然の脂肪酸が「共役リノール酸」です。
ゴーヤのビタミンCは、皮に75mg、種に160mg、
『ワタは240mgもあり美肌に最高』ちなみに、横浜のインド料理店主は
「日本では苦い皮を食べて、甘いワタを捨てる。インド人びっくりね!!」と話しています。
ゴーヤに含まれるモモルデシンが血糖値を下げたり、コレステロールを下げる効果があると琉球大学・鈴木信名誉教授は話されています。
ゴーヤも捨てるところがないようですね。カリウムやカルシウムやマグネシウムも豊富で、ビタミンCもレモンの3倍あります。

今年の梅雨は☂が多く8月に入って我が家のゴーヤは🌷がやっと咲き始めました。花が落ちないよう祈りながら、収穫を待ちましょう!!

 

♪とうもろこしのヒゲ茶
とうもろこしのヒゲや根は、利尿作用があり、むくみ・黄疸そして止血・血圧降下効果があります。
8〜10㌘程度の乾燥させたとうもろこしのヒゲを600mlの水に入れ弱火で水の量が半分程になるまで煎じます。