2017年3月楽膳教室

3月・・・桃の花浮かぶ曲水の宴・・・つぶっこ楽膳教室
春は名のみの風の寒さや、、、、日溜まりはぽかぽか😊 日陰はさむさむ😭 でも確実に春の日射しがまばゆく、

3月7日の朝には、うぐいすの初音が聴こえ嬉しくなりました!!

宮城県大蔵山に「伊達冠石」の産地があり、そのオーナーから今日10日、早春の写真を戴きました。伊達冠石は世界でも大蔵山しか無い貴重な石で、墓石や彫刻などにされ、彫刻家のイサムノグチも好んで使ったそうです。連れ合いも石舞台で舞い、草原のような山を散策しました。最近5メートル近い2つの石が現れ、「神様がでてきた」と驚かれたそうです。現代イワクラとして建築中とのことで、私もぜひイワクラに会いに行きたいと思っています。

今月は8日から始まり、2ヶ月も休みましたので、初日はどうなることかと緊張しましたが、参加者の皆様のやさしさに助けられ、無事終えられました。

野菜さんも無農薬の「あいよ」さんから前日届けられ、スタンバイOK!です。

 

おつかれさまです。食卓に並べてさあ戴きましょう!


今月は、桃の節句をイメージした食器でいただきます🌷
♪高きびと根菜の焼売(しゅうまい)(約30個)

材料;もち米     1カップ(一晩水に浸します)
高きび        1カップ(30分ほど水に浸します)
ミネラル出し     1
カップゴマ油     大さじ1(牛蒡を炒めるときに使用))
牛蒡(ごぼう)    20㎝(細かいささがき)(高きびと炒める)
玉ねぎ        100㌘(小1個)(みじん切りにし高きびと炒める)
蓮根         200㌘(小1本)(すりおろし、少し水気を絞ります))
クルミ        5〜6個(荒みじん切り)

しょう油       大さじ1(炊いた高きびにクルミといれます)

キャベツか白菜    5〜6枚(白菜は芯でなくて葉の柔らかいところを使用)
小麦粉とサクサク粉   各50㌘(サクサク粉がなければ小麦粉だけで)
自然海塩        小さじ½クコの実
しゅうまいの数分(飾りに使用)


蓮根は節の黒い所も爪でこそげとり使用します。すったら茶筅できれいに掃除して、蓮根の汁は、プルーンの酵素の実と一緒にいただきました。

 

 

 

 

 

 

 

ごま油をひいた鍋にみじんにした玉ねぎ、牛蒡のささがきを入れ、香りがたつまでフタをして炒めます。
そこえ、蓮根、胡桃や調味料を加え粘っこくなるまで混ぜます。

 

 

 

 

 

 

高きび焼売の材料と一晩浸水したもち米     お好みの焼売型に丸め、もち米をまわりにつけて15分蒸します。


セイロに白菜の柔らかい所とキャベツを敷き、焼売を載せます。


柔らかく蒸かせました。柚子こしょうと豆板醤で戴きます白菜の花をトッピングしました。
 高きびの栄養
高きびはもろこしとも呼ばれ、5000年前にサハラ砂漠からインドを経て日本には14世紀に伝わった。
表面の赤褐色にポリフェノール色素を含んでいるため、抗酸化作用があります。粒をそのまま炊くと挽肉のような食感があり(肉の穀物)と呼ばれています。
体を温め、脾臓と胃に働いて、消化を助ける。カリウム、食物繊維が多い。
お肉(タンパク質)を100㌘戴くと消化するのに700㌘の炭水化物が必要ですが、雑穀はその「つぶつぶ」の中に、1(タンパク質)対7(炭水化物)の割合で栄養素が含まれますので食べたと同時に消化し、いくら食べてもお腹の負担にならず、ダイエットに最高です!!高きびなどの雑穀は抗酸化物質の固まりです。
また、ミネラルや良質なたんぱく質、脂肪、炭水化物などが理想的に含まれた食べ物で、抗ガン作用と免疫力を高めるビタミンB17も含まれます。
つぶっこ(雑穀)は血液の質の鍵を握る唯一中性な穀物です。
♪甘酒味噌だれのサラダ(4人分)

材料;
蕪(かぶ)            小1個(8等分のまわし切り茎も2㌢残す)
ブロッコリー           半分(花と茎も使用します)
人参               小1本(大き目のスティク状に切る)
甘酒味噌だれ         半カップ
甘酒味噌だれの作り方
甘酒 ¼カップ
味噌 半カップ  しょう油 小さじ1
すり生姜 小さじ½

 

 

 

 

 

 

 

甘酒味噌だれを作り、50℃洗いした野菜をカットしていただきます。
素材の旨みが引き出され美味しいサラダができました。

♪春巻きの豆乳マヨネーズピザ(4枚)

材料;
春巻きの皮             2枚(1枚を9等分にして重ねる)
玉ねぎ               小半個(みじん切り)
生椎茸               1本(みじん切り)
干し海老              小さじ2胡麻油(炒め用)          適量(玉ねぎと椎茸を炒めます)サクサク粉か片栗粉            少々(炒めた材料に水で溶きからめます)
豆乳マヨネーズ           大さじ1ゴーダチーズ            適用(豆乳マヨネーズの上にかける)
ハーブの葉             適当

豆乳マヨネーズの作り方
豆乳 ⅓カップ
菜種油 大さじ3
自然海塩 小さじ½
赤か白梅酢 大さじ½
柿酢 大さじ½
小さじ1
味噌 小さじ1
粒マスタード 小さじ1*全てをボウルの中で混ぜて出来上がり。
冷蔵庫で一週間は保ちます。

 

 

 

 

 

 

 

玉ねぎと生椎茸をごま油で炒めます。

 

 

 

 

 

 

 

春巻きの皮の上に具と豆乳マヨネーズ、チーズをのせ、オーブンでこんがり焼きます。


4枚重ねの春巻きの皮にトッピングし、180℃でこんがり焼きました。フチはパリッ ト。中心はしっとりと。簡単で美味!♪生椎茸の豆乳マヨネーズ焼き(4人分)

材料;
生椎茸                 4本(軸は刻む)
豆乳マヨネーズ             大さじ2
ゴーダチーズ              大さじ1
トッピングにパセリなどのハーブ   適量

作り方;
豆乳マヨネーズとチーズを混ぜ、椎茸に詰めオーブンでこんがり焼く。
パセリを添えて召し上がれ!

 

椎茸をオーブンに入れてこんがり焼きます。
とろけるおいしさ。黒いのは蕗の薹味噌です。
 ♪韮(にら)味噌

材料;
韮                  2束(1㌢長さに刻む)
味噌(米味噌と麦味噌半々に)  100㌘
ごま油(炒め用)          大さじ2〜3作り方;①韮は50℃洗いし、1㌢長さに刻む。
②厚手の鍋にごま油をひき、ごま油の上に韮を置き、韮の上に麦・米みそをおいて、鍋のフタをしてゆっくりと煮含める。
ご飯のお供に、箸休めに、中華の味つけに、パスタのトッピングなどに美味!
ラーメンのトッピングもおいしかったですよ。

 

 

 

 

 

 

 

韮は1㌢に切り、厚手の鍋に入れ、韮の上に味噌をのせゆっくりとフタをして煮含めます。


 

タジン鍋でゆっくり煮ます。

 

 

 

 

 

 

 

ごはんのすすむ保存食ですよ。

 ♪馬鈴薯(じゃがいも)と白菜のスープ(4人分)

材料;
馬鈴薯                3個(ひと口大に切る)
白菜                 白菜の芯の部分4枚(細めの短冊切り)
青もの                蕪の葉などをゆがき

トッピングにミネラル出し      3

カップうす口しょう油         小さじ½
自然海塩               ひとつまみ(小さじ¼)

作り方;
①皮ごとひと口大に切った馬鈴薯と白菜の芯は細めの短冊切りにし、ミネラル出しに加えて馬鈴薯が柔らかくなるまで煮ます。(皮にはビタミンCが林檎の9倍含まれます)
②馬鈴薯が柔らかくなったら、うす口しょう油と塩で味を調え、青物をトッピングします。
馬鈴薯の皮の栄養馬鈴薯の皮には、中身よりはるかに栄養があります。ビタミンC、鉄、カルシウム、カリウム、マグネシウム、ビタミンB6がふくまれます。
たとえば、馬鈴薯100㌘には、お肉の17倍以上の鉄分と7倍のカルシウムが含まれます。


無農薬の馬鈴薯を芽を取り、皮は残して、ミネラル出しで柔らかく煮ます。
白菜の芯も千切りにしていただきました。    
 ♪つぶっこ甘酒とひなあられ

 

 

 

 

 

 

 

ひやご飯は5分搗きご飯と高きび、丸麦で、麹は寺田本家の「発芽玄米麹と大網の藤やさんの麹を合わせました。

 

 

 

 

 

 

 

米糀のことを「かむたち」と古来は呼んでいたそうです。
 ♪ひやご飯で作る甘酒

(ひや御飯250㌘位で約600㌘の甘酒が出来ます)

材料;
ひやご飯              250㌘(茶碗山盛り一杯)
熱湯                 250cc
麹(米でも麦でも)         100㌘

 

 

 

 

 

 

 

ひやご飯の重量を計り、同量の熱湯を加えよく混ぜると、約60℃なります。

 

 

 

 

 

 

 

60℃になりました!     
炊飯器で作る甘酒
炊飯器は保温のスイッチを入れ、8〜10時間で甘酒ができます。
炊飯器に、合わせた米と糀をいれ、布巾で炊飯器のフタのまわりをおおい(甘酒が乾燥するのを防ぐ)、フタは布巾をかけた状態で開けておきます。
炊飯器を保温にすると60度を保ちます。
*出来た甘酒は冷蔵庫で保存しますと、少しずつ発酵が進み甘くなり(4日目位が甘いです)、ず〜と冷蔵庫に置くと過発酵して酸っぱくなるので、長く使用しないときは冷凍保存がおすすめです。
冷凍保存しても、糖度が高いのでカチカチに凍りません。
甘酒の栄養
甘酒は、総合ビタミンサプリで、すべての天然型吸収ビタミン群が含まれ、天然のアミノ酸、大量のブドウ糖が含まれ、これらの栄養は病院の点滴とほぼ同じで、これと同様の効果が得られるといわれています。
甘酒の糖は、エネルギーになるが肥満にはならない糖です。
ダイエットに素敵!!麹の食物繊維やオリゴ糖が腸内環境を整えてくれますので、肌荒れや便秘を予防してくれます。甘酒に含む酵素が、牛乳の乳糖を分解し、吸収がよくなるので、牛乳を飲むとお腹がゴロゴロする人は甘酒を加えると安心です。体力の落ちたときに飲むと、回復に役立ちます。
スポーツの前後や夏ばて防止に最高です。