2018年7月楽膳教室

7月・・七夕さまは初なり物を好まれて・・つぶっこ楽膳教室

 

さるすべりが酷暑に負けず咲きました           

 

 

 

 

 

日陰に、一輪朝顔も顔(かお)をのぞいて

こうしてHPを作成している間も腕から汗がにじみでます。こんな暑さの中で7月の教室は始まりました。

○はと麦とゴーヤ・ブロッコリーの味噌炒め
○ そうめんのサルサかけ
○ 茄子・車麩のあちゃら
○ ゴーヤのピクルス
○ きゅうりのアマニ(亜麻仁)漬け
○胡瓜の吉野葛汁
○キヌアのシャーベット
○五分搗きつぶっこご飯と香の物
○DEKOさんコーヒー

7月22日 ・23日・26日・27日・28日・29日・30日・31日

♪はと麦とゴーヤ・ブロッコリーの味噌炒め(4人分)
材料;はと麦       乾燥30㌘(戻して柔らかくし約120㌘になる)
苦瓜(ゴーヤ)         1本(5㍉位の半月切り)
ブロッコリー          半本(つぼみと茎に分け、50℃洗い)
ラード(炒め用)        大さじ1
味噌              大さじ1〜2
純米酒             大さじ1
味醂(みりん)          大さじ1
豆板醤(あれば)        小さじ1

はと麦はつぶっこの中でも一番大きいつぶつぶです。一度に戻し小分けにして冷凍保存がおすすめです。よく洗ってから、3時間から一晩水にひたしたらザルに上げ,芯がなくなるまで20〜30分ゆでます。冷めたら小分けにして冷凍。

厚手の鍋かフライパンにラード大さじ1をいれ、ゴーヤ、ブロッコリーを炒め、しんなりさせ、戻したはと麦、味噌、純米酒、味醂をからめ、仕上げに豆板醤を加えてひと混ぜします。


♪素麺(そうめん)のサルサかけ(4人分)
サルサ(salsa)とは、ラテンアメリカで料理に使われる調味料のことで、
スペイン語でソースの意味。ラテン語の塩から来ています。
材料;素麺                 人数分
サルサ材料
トマト                1個(5ミリ角)」
胡瓜(きゅうり)           半分(5ミリ角)
玉ネギ                半分(みじん切り)
ピーマン               1個(みじん切り)
獅子唐(ししとう)          1本(みじん切り)
ニンニク               一片(みじん切り)
香菜(パクチーや青紫蘇)       大さじ1(みじん切り)
レモン汁               大さじ1
ごま油(あれば焙煎していない白)   小さじ1
自然海塩・胡椒            各少々
こい口しょう油            小さじ1
トマト、胡瓜は5ミリ角。他の野菜はすべてみじん切り。レモン汁、ごま油、塩と胡椒、しょう油を野菜に混ぜ合わせ、サルサソースを作ります。

♪茄子(なす)と車麩のあちゃら漬け(4人分)
あちゃら漬けとは、大根やカブなどの野菜を刻み、唐辛子を加えて甘酢に漬けたもの。あちゃら漬けの「アチャラ」は、ポルトガル語で野菜や 果物の漬け物を意味する「achar(アチャール)」に由来。
材料;茄子             2本(乱切り)
車麩             2枚(水でもどし10等分に切る)
サクサク粉          50㌘(片栗粉でも)
ラード油とごま油       揚げ用に適量
甘酢
砂糖大根糖           大さじ2
濃い口しょう油         大さじ2
柿酢や3年醸造酢、米酢     大さじ3〜4
赤唐辛子            1本(種をとり輪切り)

車麩と茄子

茄子は2㎝位の乱切りにする。車麩はお湯か水で戻し、10等分に切る。
茄子と車麩にサクサク粉をまぶし、中温のラード油でカラリと揚げる。

 

 

フライパンか厚手の鍋に甘酢のを入れ、中火にかけます。
水分をとばすように鍋をゆすりながら、ブツブツと細かい泡が立ってきたら、揚げた茄子と車麩をからめます。クセになる美味しさですよ。
蓮根、ヤーコン,ピーマン、大根、カブなどでもお試し下さい。

 


♪苦瓜(ゴーヤ)のピクルス
材料;苦瓜              1本(1㌢幅の厚さの輪切り)
赤唐辛子(タカノツメ)        少々(辛さはお好みで)
辣韮(らっきょう)のつけ汁      適量

苦瓜は洗って、1㎝幅の厚さで輪切りにします。種とワタはそのままに。
鍋に苦瓜を入れ、ひたひたより少なめに辣韮(らっきょう)のつけ汁をそそぎ、赤唐辛子も輪切りにし、さっと煮ます。
苦瓜の緑色がまだ残るくらいになったら火を止めます。

♪苦瓜(ゴーヤ)の栄養
ゴーヤは疲れ目や目の乾燥を防ぎ、肌の必要な油分と水分を調整するビタミンA、血行を促し、若返りのビタミンとも言われる抗酸化ビタミンEが豊富な食品です。
天然にはあまり共役リノール酸を多量に含んだ食品がありません。
でも共役リノール酸が多く含まれているのが 「ゴーヤの種」なんだそうです。
共役リノール酸はリパーゼ(胃液に含まれる脂肪分解酵素)を活性化させ脂肪の燃焼を促進する働きがあります。
1978年にウィンスコンシン大学のパリザ教授によって発見された天然の脂肪酸が「共役リノール酸」です。
ゴーヤのビタミンCは、皮に75㌘、種に160mg、『ワタは240mgもあり美肌に最高』
ちなみに、横浜のインド料理店主は
「日本では苦い皮を食べて、甘いワタを捨てる。インド人びっくりね!!」と話しています。
ゴーヤに含まれるモモルデシンが血糖値を下げたり、コレステロールを下げる効果があると琉球大学・鈴木信名誉教授は話されています。
ゴーヤも捨てるところがないようですね。カリウムやカルシウムやマグネシウムも豊富で、ビタミンCもレモンの3倍あります。
♪胡瓜(きゅうり)の亜麻仁(アマニ)漬け(4人分)
材料;胡瓜           2本(棒で胡瓜をたたいて、4㌢×1㌢に切る)
自然海塩              ふたつまみ
こい口しょう油           大さじ1
亜麻仁油              大さじ1
ローストアマニ           小さじ1(細かく刻む)
砂糖大根糖             ひとつまみ

胡瓜に塩をまぶし、味がしみ易いよう、めん棒で胡瓜をたたき4㌢×1㌢長さに切る。ロ―ストアマニはみじんにする。
しょう油、亜麻仁油、ローストアマニ、砂糖を胡瓜に混ぜ合わせ、しばらく味がなじむまで漬け、器に盛ります。

 

 

♪胡瓜(きゅうり)の吉野葛汁(4人分)
材料;胡瓜              1本(小さめの乱切り)
生姜                 1かけ(うすい千切り)
吉野葛                小さじ1(3倍の水で溶く)
うす口しょう油と自然海塩       各少々
ミネラル命の出し           人数分


胡瓜は小さめの乱切り。生姜はうすい千切り。
ミネラル命の出しに胡瓜と生姜を入れ、胡瓜が透きとおるまで煮、うす口しょう油と塩で味をつけ、吉野葛でとろみをつけます。手短な薬味を天にしていただきます。
♪5分搗きつぶっこご飯と香の物
♪キヌアのシャーベット(4人分)
材料;キヌア(ローストする)      大さじ1(フライパンで軽く炒る)
バナナ                 2本(適当に刻む)
豆乳                  100cc
蜂蜜                  大さじ2
粉寒天と水               2㌘と水100cc

キヌアはフライパンで軽く炒る。バナナは適当に刻む
粉寒天に水と炒ったキヌアを加え、よくかき混ぜながら10分程煮ます。
その中に豆乳、蜂蜜、バナナを加え、木じゃくしでよくかき混ぜ沸騰したら火を切ります。
ジップロックに材料を入れ、一時間冷凍します。ミントを添えていただきましょう!!


♪DEKOさんコーヒー