2016年6月楽膳教室

6月・・・夏越しの祓に水無月を戴き・・・つぶっこ楽膳教室

○ひよこ豆と高きびのシシカバブ風
○旬野菜のひよこ豆ペーストサラダ
○茄子の空豆和え
○大根の梅オリーブ煮
○枇杷の種のさつまいも水あめ漬け
○空豆粥
○香の物
○味噌汁
○葛もち(本葛使用)
○コーヒー
日本家屋は夏こそ涼しく、扇風機もかけずに6月の教室は過ごせました。
今月も、異国の料理を学びます。
柿酢

さあ、たくさん食べて暑気祓いをしましょう!!
柿酢

♪ひよこ豆と高きびのシシカバブ風(4人分)
材料;高きび(同量の水で炊く)   100㌘(半カップ)
ひよこ豆(乾燥)          100㌘(一晩水に浸し、30分熱湯で戻す)
玉ねぎ(みじん切り)        小1個
卵(溶く)             1個
大蒜(おろす)           1片
サクサク粉と小麦粉         大さじ2〜3
自然海塩と胡椒           各少々
クミン粉              小さじ¼
パセリやハーブ(みじん切り)    大さじ1
ピュアなオリーブ油         大さじ1(炒め用)

作り方;①高きびは30分浸水しザルにあげ、塩ひとつまみと水を100cc加え、
弱火にかけ沸騰したら15分炊き、火を止めるときに強火で10秒程、おいしなぁ〜れ!とお話しして火を止めます。
②ひよこ豆は前の晩に浸水し、ザルにあげて水切りをし、フタつきの容器に熱湯を注ぎ30分置きます。ひとつ食べてみて固いようだと5〜10分程火にかけ柔らかくします。
③炊いた高きびと柔らかくしたひよこ豆、みじん切り玉ねぎ、塩と胡椒、溶き卵、おろし大蒜、クミン粉、パセリのみじん切り、サクサク粉をボウルに入れ、粘りがでるまで練り混ぜ、手を水でぬらし、12等分の丸形にまとめます。
④フライパンにオリーブ油をひき、両面をこんがり焼きます。

ひよこ豆は前日に水で浸し、ザルにあげフタつきの容器に熱湯を入れ
30分程おきます。
柿酢
豆の固さをみて、豆を柔らかくします。今回はひよこ豆のペーストも
作りますので、柔らかく40分程煮ました。

柿酢
すり鉢でひよこ豆とそら豆をすります

柿酢
ペーストしたひよこ豆

柿酢
炊いた高きび、ひよこ豆などの材料をボウルにいれ
まぜて、丸くまとめます。

柿酢
オリーブ油をひいたフライパンでこんがり焼きます。

柿酢
ひよこ豆ペーストサラダと盛りつけます
柿酢

クミン粉を少し加えるだけで、エスニックな味が楽しめます。
♪旬野菜のひよこ豆ペーストサラダ(4人分)
材料;ひよこ豆           100㌘(柔らかく40分位茹でたもの)
白ごま               大さじ2
レモン汁              大さじ1
大蒜(おろす)           1片
自然海塩と胡椒           各少々
バージンオリーブ油         大さじ1〜2
茄子                2本(ヨコ2㌢に切る)
ズッキーニ             1本(ヨコ2㌢に切る)
ピーマン              2個(一口大に切る。種も捨てない)
ミニトマト             4個(半分に切る)
ミントの葉             適量(飾り用)
ピュアなオリーブ油         大さじ1(炒め用)

作り方;①柔らかく戻したひよこ豆と白ごま、レモン汁、すりおろした大蒜、塩と胡椒をボウルにいれ、ひよこ豆をつぶしながら混ぜ、ペースト状にします。
②茄子、ズッキーニ、ピーマンはオリーブ油で炒めます。
③炒めた野菜とミニトマトに、ひよこ豆のペーストを添え、ミントの葉を飾ります。

盛りつけをして
柿酢

ひよこ豆のペーストは、他の野菜やパンにサンドしてもいいですよ。
ほっこりと美味です。
柿酢

ズッキーニは豊作ですが、茄子はお値段が高めでした。
柿酢

ズッキーニ茄子をオリーブ油で両面焼きます
柿酢

♪茄子の空豆和え
材料;茄子              4本(タテ半分に切り、水気を拭いて素揚げ)
菜種油とごま油            適量(茄子揚げ用)
空豆                 20粒位(塩と酒を少々加え茹でる)
砂糖大根糖              小さじ½
自然海塩               ひとつまみ
茗荷(みょうが)(飾り用)       適量(斜めうす切り

作り方;①茄子は半分に切り、皮を下にして中温(170度)でさっと揚げます。
冷めてから、1㌢巾の斜め切りにします。
②空豆は爪の固い所に包丁で切り目をいれ、塩と酒少々に水500cc位煮立てた中に
空豆を入れ2分程ゆがき、ザルにあげて自然に冷まし皮をむきます。(水にさらさない)
すり鉢で軽くそら豆をつぶし、砂糖と塩でお好みの味つけにします。
今回はうす皮をとりますが、うす皮には食物繊維が多いので、気にならなければ戴いてください。
③器に1㌢巾に斜め切りにした茄子をしき、軽くつぶしたそら豆をのせ茗荷を天に飾ります。

今年は地元のそら豆が早く終わり、慌てて、青森の八戸mのそら豆を
取り寄せしました。
柿酢

初夏の一品です。
茄子の素揚げとそら豆のペーストが上品にからみます。
みょうがを天に添えて。
柿酢

”大根の梅干しオリーブ油漬け(4人分)
材料;大根             10㌢(薄いいちょう切り)
梅干し               大3個(種をのぞき細かく包丁でたたく)
バージンオリーブ油         大さじ2
うす口しょう油           小さじ1
天神様(トッピングに)       4個(種の中にある仁を赤梅酢でつけたもの)

作り方;①大根は薄いいちょう切りにし、梅干しは種をとり、包丁で細かくたたきます。
②オリーブ油とうす口しょう油をボウルの中でよく混ぜ、トロトロにし、大根と梅干しを和えます。トッピングにあれば天神様を飾ってください。
梅干しとオリーブ油がマッチして、初夏にピッタリ!
簡単なのもうれしいです。
柿酢

ひいたどくだみの花を食べた方もありました。
私は、鼻詰まりに、どくだみを丸めて鼻にさしこみます。

梅干しの種をのぞき、果肉を包丁でたたきペーストにします。

柿酢
♪枇杷の種のさつまいも水あめ漬け
材料;枇杷の種              適量
さつまいも水あめ          適量(種がかくれる位)

作り方;枇杷の種は腐り易いので(洗ってから長い時間置かない)、きれいに洗ったら水気をふき、さつまいも水あめの中に漬けます。枇杷の種がたくさんあり、色々に使用したいときにはまず冷凍保存をしてください。

今回は九州のさつまいもの水あめが入手できましたが、
玄米水あめや穀類水あめなどもおすすめです。

甘くないのがお好みであれば、赤梅酢や焼酎に漬けて下さい。
漬けて半年位で種も柔らかく食べ易くなります。
食べ過ぎないで、一日一個が適当です。

一年前に、さつまいもの水あめで漬けました。
柿酢

種は柔らかく、こどもでも食べれます。
♪そら豆がゆ(4人分)
材料;そら豆           さやなしで100㌘
5分つき米とつぶっこ       米1合とつぶっこ大さじ1
水                4〜5カップ
3種のきのこ出し         ひとつかみ
雲南百薬(あかざかずら属)    適量(15秒程ゆがき刻む)

作り方;①そら豆はサヤからはずし、爪に切り目をいれ、熱湯の中に塩と酒を少々加えて2分ゆがきます。4粒を残し、そら豆は少しつぶし、米と水、3種のきのこ出しを加えて40分弱火で煮ます。
②煮えたら、残しておいたそら豆を4粒と雲南百薬を刻んでトッピングします。
あれば、豆板醤やコチジャン、醤油糀などを薬味にして下さい。

5分つき米とそば米、3種のきのこ出し、昆布、水を米の5倍加え
沸騰したら弱火で40分たきます。
柿酢

おいしくて、おかわりが進みます。
柿酢

トッピングは”雲南百薬”
柿酢

豆板醤とビーツの赤梅酢漬けをそら豆粥にいれて戴きます。
柿酢

##””雲南百薬””##
雲南百薬は、熱帯アメリカまたは熱帯アジア原産で、沖縄の特産です。
ツルムラサキ科で「おかわかめ」と呼ばれ大変栄養があります。
特に5種類のミネラルが豊富に含まれます。
マグネシウム・カルシウム・亜鉛・銅・葉酸そしてビタミンAも豊富に含む。

朝顔の葉みたいですが、我が家の雲南百薬です。
柿酢

クセがなく、刻むと粘り気があります。
♪本葛もち(4人分)
材料;本葛粉           30㌘
水                200cc
きな粉              適量
黒密
黒砂糖              大さじ2
砂糖大根糖            大さじ1
水                50cc

作り方;①小鍋に本葛粉と水をいれよく混ぜます。中火にかけ木べらで、半透明になるまで混ぜ、少し粗熱をとり、バットにひいたきな粉の上に流します。きな粉をまぶし、スプーンで一口大に切ります
➁黒蜜を作ります。黒砂糖、砂糖大根糖、水を小鍋にいれ、熱しながら混ぜます。
器に葛もちをいれ、黒蜜をかけて召し上がれ!!

葛もちというと手間がかかりそうですが、以外に簡単😊
柿酢

鍋に葛と水をいれ、木じゃくしで練ります。
最初は白いですが、、、、。
柿酢

5分位練ると透明になります。
柿酢

全体が透明になったら、バットにきな粉を敷いた上に流します。
柿酢

スプーンで切って、器に盛ります。

黒蜜をつくります
柿酢

砂糖大根糖を加えると、あっさりした黒蜜になります。