2019年6月地球温暖化・豆板醤・らっきょう漬けと酒・どくだみ・柿の葉茶

2019年6月・・・お茶・保存食

今年は梅が豊作なようです。ミネラルで育てた紀州の梅が昨日(6月18日)届き浸水しました。梅仕事の季節がやって来ましたね。🌷

 

柿の葉茶も作りました。大変栄養のあるお茶で、ビタミンCがみかんや緑茶の30〜40倍といわれ、酸性ですので胃にも優しいのですよ。抗酸化作用や、降圧作用、血糖値などにも有効とか。勿論美白効果やデトックス効果もありです。来月位までの柿の葉を採集してお作りください。1分半深し、30秒火を止めうちわであおぐのを2回繰り返し、部屋で自然乾燥させます。2日位でカラカラに。缶にいれ保存して下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

♪地球温暖化と二酸化炭素(地球環境は限界なのか)
ゴールデンウィークの5月、我が家のしだれ桜は3輪ほど有終の美を飾ってくれました。初夏の風も心地よく、、、季節はちゃんと訪れているのを感じながら冬物の片付けをしていました。
でも何日か凄く暑い日があり、群馬の伊勢崎などは30度になったとラジオが伝えています。まだ5月の初旬に30度はビックリです。

ふと2018年に環境省が制作した地球温暖化への対策を怠った未来を描いた動画「2100年 未来の天気予報。大阪43度、札幌41度、そして、、、あすの最高気温は東京44度、、、」。発生する台風の数、その強さ。洪水、ゲリラ豪雨、すべて地球温暖化とかかわっていると言われていますが、昨年は西日本の豪雨、40度を超える猛暑が日本列島を襲い、北アフリカ、インド、米国で50度を越え巨大ハリケーンも発生しました。
私も夜中まで扇風機をつけ、バンダナに氷を巻いて暑さをしのぎました。
2015年12月気候変動抑制に関する多国籍の国際協定がパリにて結ばれました=パリ協定。
18世紀中旬から始まった産業革命前後から世界の平均気温が上昇し、『1・1度』の気温上昇だけでも影響がでています。パリ協定では、『1・5』を目指すとしていますが、世界は『4度』上昇に向かう軌道上にあるそうです。気候変動の限界値は『1・5度』もう地球はおしりに火がついているようです。2015年と2016年、増え続けてきた世界の二酸化炭素排出に歯止めがかかりました。大気中の二酸化炭素濃度にもブレーキがかかると思ったら急上昇したのです。森林や海などの自然生態系がこれまでのようにCO2を吸収しなかったのです。
地球の回復力喪失のサインで、自然も潜在的CO2排出源になりえるそうです。
 私たちにできるエコな暮らし
石油や石炭など化石燃料の使用を抑え、代わって太陽光発電や風力発電、地熱発電、電気自動車や水素燃料などを普及させる。
個人レベルでは、地産地消を実践し、フードロス(食べられるのに捨てられる食べ物)をなくす。

自然エネルギーで発電する電力会社を選ぶ。
冷房の設定温度を1℃高く、暖房の温度を1℃低く設定する。近場の車の運転を控える。待機電力を削減する。
シャワーを一日1分家族全員が減らす。
風呂の残り湯を洗濯に使う。
ジャーの保温を止める。
家族が同じ部屋で団らんし、暖房と照明の利用を2割減らす。
買い物袋を持ち歩き、省包装の野菜を選ぶ。
テレビ番組を選び、1日1時間テレビ時間を減らす。
毎日5分間のアイドリングストップを行う。
冷蔵庫を開けっ放しにしない。
温水洗浄便座は、使用後ふたをしめる。
ガスの炎は鍋底からはみ出さない。

♪空豆で作る豆板醤(豆板醤はそら豆から作るのです)
材料;空豆(サヤをむいたもの)      300㌘(約30さや)
赤唐辛子              40㌘(あれば3種類の唐辛子を入                          れて下さい)
味噌                大さじ3
生糀                25㌘(糀は100㌘位使用しても                          OKです)
自然海塩              50㌘
湯さまし              適量(味噌の固さになるまで加えます)
作り方;①空豆を20分蒸し、空豆の皮をむき(気にならなければむかない。食物繊維が皮に豊富にあります。)マッシャーですりつぶします。
②塩と赤唐辛子、生糀や乾燥糀、味噌を空豆に混ぜ合わせます。
③20〜30度にさました湯さましを、味噌の固さになるまで練り込みます。
④容器にいれ、重しをします。(ビニール袋に小石やビー玉をいれて重しをする)

⑤一ヶ月目、味噌を底からかきまぜます。(返しといい、酵母菌の働きを活性化させるためです。)
⑥土用の(7月21日過ぎ)をこえるまで熟成させます。
どこにもない、美味しい豆板醤の出来上がり!!
そら豆のこと
そら豆は、人類最古の食べ物といわれ、イスラエルの新石器時代の遺跡からも出土されています。日本には中国から8世紀頃伝わったとされています。
そら豆は、大変栄養の詰まったスーパーフードで、たんぱく質、脂質、炭水化物、カロテン、ビタミンE、ビタミンK、ビタミンB1,ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンC、葉酸、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛が含まれ、サヤと皮の部分には食物繊維が豊富で、豆に比べて皮にはポリフェノールが11倍、甘み成分が1,5倍含まれています。
そら豆の栄養
○ ビタミンB1が疲労回復に抜群の効果を発揮します。
○ たんぱく質、鉄、銅、ビタミンCが貧血予防に役たちます。
○ たんぱく質を多くふくみ、肝機能を高め、レシチン(リン脂質)も肝臓の基礎代謝を促す。
○ ビタミンB2とレシチンが、血管を若く保ち、動脈硬化や高血圧を予防します。
○ 葉酸が100g中120μg(妊娠中一日量は400μg)あり、神経間閉鎖リスクを減らす。
○ 約20粒で一日の亜鉛摂取量の⅓が摂取でき、ニキビや湿疹などの肌荒れを防ぐ。
○ ビタミンB2やその他の良質な成分が、過酸化脂質が増加しておこる老化現象の白髪を防ぐ。
○ コレステロールが全くなく、脂肪や糖質の代謝を改善し食物繊維も多いのでダイエットに!
○ 利尿効果と体内の滞った水分を排出するので、顔や手、足のむくみをスッキリ!
* そら豆は大変栄養がありますので、旬以外にも乾燥そら豆を食べて下さい。
* 冷凍保存もおすすめです。
♪どくだみ(十薬)の花の日本酒漬け(かゆみ止めや化粧水に)
花は洗い、水気をとってから使用します。1日陰干しにしてもいいです。

白い十字の花が、最初に一輪咲いたのが薬効あり。
花だけでなく、全草使用しても。全草なら、乾燥させてお茶にしてもいいですよ。
このどくだみの日本酒漬けは、「かゆみ止め」や「化粧水」になります。
純米酒を花の半分までいれエキスを作る。2ヶ月たったら、漉(こ)して出来あがりです。

かゆいところに手やコットンで何度もエキスをぬります。(不思議とかゆみが治まります)
ドクダミは浄血・利尿・殺菌・毛細血管強化・緩下・止血などに役立ち、常用すると

♪甘くない辣韮(らっきょう)の漬け方
材料;泥付き辣韮(らっきょう)   2キロ
塩                 200㌘
赤唐辛子              2本ぐらい
酢(柿酢や果物酢がまろやか)    1カップ
水                 2カップ
作り方;①泥付き辣韮(らっきょう)はきれいに洗い、茎と根元(昨年から根は切らないで戴いています)を切り落とす。
②すり鉢にいれ、ごしごしとみがくように洗い、薄皮をはがし水気をきります。
③容器の底に塩をふり、辣韮に塩をまぶしながら入れていきます。
④容器のふちから酢と水をそ〜〜と注ぎ、赤唐辛子の種を取り、刻んでいれます。
⑤2倍の重さの重石をのせ、水があがるまで置きます。水が辣韮にかぶるようになったら、
重石を半分にし、10日から14日で食べれます。
完全に漬かるのは一か月。長期保存したいときは汁ごとビンに移します。
塩酢漬け辣韮(らっきょう)は一年でもパリッとした歯ざわりが楽しめ、炒め物や料理に重宝します。
甘酢漬けやしょう油漬け、ハーブ漬け、梅酢漬けにするには、塩酢漬け辣韮(らっきょう)を日本椿の葉一枚を4つに割って水の中に15〜20分おいて塩を抜き、使用します。
椿の葉がないときは、うすい塩水に酢少々を加えた中へ30分〜1時間おく。
このとき多少の塩けが残るように注意します。
ザルに上げて1〜2時間、陰干しにして使用します。
辣韮(らっきょう)の栄養
辣韮(らっきょうは)「畑の薬」といわれ、ユリ科の宿根性草木で、中国から伝来しました。
ミネラル、酵素、ビタミン、アリル化合物などを含み、血液さらさらにし、整腸、毒下し、新陳代謝を助けますので、少しずつ食べるとよい保存食です。
○におい成分の硫化アリルは、抗菌性物質です。ビタミンB1の吸収を高め、腸を調え、下痢にも効果があるようです。ビタミンB1の吸収がいいので、新陳代謝が活発になり、心臓にも負担をかけず、心臓病を防ぐことができます。
○辣韮は、保湿効果と血液の循環をよくするので、生理痛をおさえます。体の冷えやのぼせからくる頭痛も取り除いてくれます。保湿効果と血流を良くする働きが喘息にも効果があります。少量ずつ常食すると効果がありますので、辣韮酒にして飲んでもいいでしょう。
辣韮酒(らっきょう)の作り方
生の辣韮(らっきょう)300㌘(湯通し)と1,8ℓのホワイトリカーや焼酎に、約3ヶ月漬け込みます。冷え性、不眠症、低血圧などにも、就寝前におちょこ一杯飲みます。
花粉症や、アレルギー、じんましんにも動物実験で効果があることが最近わかったそうです。

 

 

 

 

 

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