2018年9月パン教室
♡米粉パン
♡ オートミールおこし
♡かぶとキヌアのスープ
♡スパゲッティポロネーゼ(高きびとごぼうで)
今年もゴーヤのお好み焼きを食べ夏バテしないですみました。可憐な花が9月下旬も咲き、疲れたからだに元気を戴いています。ありがとうゴーヤのお花さん💓
♪米粉パン(10,5×5×5㌢バウンド型2個)(型に油をぬり、オーブンシートをひく)
材料;米粉 200㌘
小麦天然酵母 100㌘
砂糖大根糖 6㌘(小さじ2)
自然海塩 3g(小さじ半分)
ぬるま湯(35℃位) 200cc
パン教室2日目は親子さんだけでしたので、10才の娘さんと楽しく遊びました!!
米などの材料をまぜ、1時間醗酵。
型にオーブンシートと油を塗ります生地を流し
米粉パンはゆっくりと50分位で焼くので、型の上にオーブンの皿や大きめな型をかぶせ、焦げないように中段で180度30分焼き、上に被せた型をとり、190度20分程こんがり焼きます。
作り方;①ボウルに、米粉、小麦天然酵母、砂糖大根糖、塩を入れ、ぬるま湯を少しずつ加えます。ゴムべらで、とろりとクリーム状になるまで5分程混ぜ、生地にツヤが出てきたら
バウンド型に流します。型には9文目ほど入れ一杯にしない。
②シャワーキャップをかぶせ、35℃位の所で一時間醗酵させます。
③オーブンを180℃に予熱し、生地が乾燥しないよう一回り大きなバウンド型をかぶせて、中段で180℃で30分焼きます。バウンド型のフタをとり、
190℃で15〜20分焼きます。
*米は水の吸収がいいのでゆっくり時間をかけ焼きます。
米の歴史と栄養
稲は、原産地の中国中南部から北部、南アジアへ、そして日本へと伝わった。麦など他の穀物に比べ、栄養価が高く、ほぼ完全栄養食です。稲作は日本においては、縄文時代中期から始まりました。
弥生時代は一粒辺りから生産できる量は400粒。現在は品種改良や水田改良が進み、一粒辺り2千粒まで生産量が上がっています。
江戸時代には政治経済の中心に米が置かれました。
現代は米離れが進んでいますが、
あのイチローさんは、自分のからだの土台は、“ライス”と!!インタビューで話されていました。
米の『期待できる治癒的恩恵』は 「ジーン・カーバの食べるクスリ」による
○ 血圧を下げる
ヂューク大学メディカル・センターのウォルター・ケンプナー医博は、高血圧と腎臓障害に対して米食による治療を始め、その療法が有効である証拠をたっぷり持っている。
○ 下痢を治す
米の煮汁はライス・ウォーターと呼ばれ、インドの薬局方では、すぐれた粘滑剤として、
熱病、炎症疾患の寒剤として、また排尿障害等の疾患にもすすめられています。
おかゆは子どもの下痢の治療に3000年前から用いられています。
○ 腎臓結石を予防する
日本人研究者によると、カルシウム・タイプの腎臓結石は、一日に二回、
10㌘ずつの糠(ぬか)を食べることが、結石にたいするすぐれた予防法になるそうです。
糠(ぬか)に含まれるフィチン酸が小腸での必要以上のカルシウムの吸収を抑えることが明らかで、それで尿中のカルシウムが減り、結石ができなくなったそうです。
○ 乾癬(かんせん)がきれいに治る
米療法の副作用!?で、乾癬が治った症例もあるそうです。
○ がんを予防する化学物質をふくんでいる
米には「プロテアーゼ阻害物質」を高レベルに含み、初がんを遅らせると考えられている。サッポロビールの日本人化学者たちが、糠(ぬか)から単離した3種類の抗腫瘍物質に対して特許を申請しています。米が含む化学物質は結腸がん、乳がん、前立腺がんの低率と関係することを確かめています。
♪オートミールおこし(約20枚)
材料;オートミール 80㌘
古代小麦粉 20㌘
小麦天然酵母 50
砂糖大根糖 30㌘
バター(ギーがあればギー) 30㌘
蜂蜜 大さじ1
すり生姜の汁 大さじ1
おこしの生地
オーブン皿に生地を流し、170℃中段で25分こがさないように焼きます。
オートミールの栄養
オートミールはエン麦(カラス麦)の糠の部分が含まれる全粒粉穀物です。
●オート・ブラウン(エン麦のふすま)は水溶性食物セインの王様とよばれ、
コレステロール値を改善してくれます。
● ロールド・オート(エン麦を蒸してロールしたもの)は、食物繊維を多く含むため消化吸収を穏やかにし血糖値を安定させる働きがあります。
また、エン麦に含まれるβ1,3グルカンは心臓病を発症するリスクを低くします。
ちなみに食物繊維は白米の約22倍・鉄分は約5倍・カルシウは約9倍もあります。
ビタミンB1は玄米の次に多く、ビタミンB2はアマランサスの次に多く、またミネラルも豊富で骨粗鬆症の予防にもすぐれています。
便秘解消や美肌効果・ダイエット効果・脱ニコチン効果・免疫力を高める抗がん作用もある「オートミール」を積極的に食事に取り入れていきたいものですね
♪スパゲッティポロネーゼ(4人分)
イタリアで“ラグー”と呼ばれ、スパゲッティボロネーゼに使われる挽き肉入りのソースですが、教室では高きびとごぼうを使用します。このソースは太いパスタと相性がいいようです。
材料;高きび 1カップ(水1カップと塩少々)
ごぼう 半本(みじん切り)
玉ねぎ 1個(みじん切り)
大蒜(にんにく) 3片(つぶす)
人参 1本(みじん切り)
セロリ 1本(粗みじん切り)
赤ワイン 200cc
ホールトマト(約800グラム) 2箱
パスタの茹で汁 150cc
自然海塩と黒胡椒 適量
バターとオリーブ油 各大さじ1,5
ローリエ 2枚
パルメザンチーズ 適量(ふりかけ用)
太めのパスタ(1,7㍉) 人数分
高きびは30分浸水します。
①高きびは洗い、30分浸水します。
牛蒡、玉ねぎ、人参、セロリはみじん切り。大蒜(にんにく)はつぶします。
②鍋にバターとオリーブ油をひき、つぶした大蒜を香りよく炒め、ごぼうと玉ねぎ、人参、セロリも炒めてから洗った高きびも加え、水カップ1と塩少々いれ、弱火で沸騰させ、沸騰したらまた弱火で15分炊きます。
②炊いた高きびの中にワインを加え、半分に煮詰まるまで煮ます。
③②にホールトマト800ccとパスタの茹で汁150cc、ローリエを加えて30分ほど煮つめ、時々かきまぜ、とろみをつけます。ローリエを取り出し、塩、黒胡椒で味を調え出来上がり!! (ハーブのタイム、バジル、オレガノなどをお好みで加え、少しこい口醤油をたらしても美味)
④茹でたパスタにボロネーゼソースをかけ、お好みでパルメザンチーズをふりかけます。
♪かぶとキヌアのスープ(4人分)
材料;かぶ 2個(葉も刻んで使用します)
キヌア 大さじ2
命のミネラル出し 2カップ
自然海塩と薄口醤油 適量
作り方;①かぶは小さめの廻し切りにし、葉はみじん切りにします。
②鍋に命のミネラルのだし
をいれ、かぶとキヌアを加え、かぶが柔らかくなるまで煮ます。
塩と薄口醤油で味を調え、かぶの葉を散らします。