2019年7月パン教室

2019年7月パン教室

半夏生のお花をいただきました🌷 葉っぱの半分はお化粧していますよ!!どくだみ科でこぼれ種で増えるそうですので、楽しみにしています。昔から七十二候の1つ『半夏生』から作られた暦日で、半夏生までに田植えを済ませる風習があります。

♧ズッキーニのパン
♧ズッキーニのパスタ
♧ニョッキのトマトソースかけ
♧キヌアとトマトのっぺい汁
♧香の物

♪ズッキーニのパン(11㌢×4,7㌢×5㌢の型に4個)
材料;ズッキーニ(すりおろす) カップ2(2本)(ザルに上げ汁を切る)
強力粉             300㌘
小麦天然酵母          100㌘
卵               3個
砂糖大根糖           50㌘
太白胡麻油         カップ⅓(サチャインチ油を大さじ1プラス)
自然海塩            小さじ1
シナモンパウダー        小さじ3
バニラエッセンス        小さじ1
木の実類(お手元にあるもの)  1カップ(ローストし細かく砕く)
レーズン            カップ半分
作り方;①卵と砂糖は、泡立器でよく混ぜます。ズッキーニはすりおろし、汁は戴きます。

③180℃のオーブン中段で約60分、竹串をさして、ひっつかなければ出来上がりです。

木の実は胡桃、アーモンド、カッシュナッツ、ピスタチオ、松の実など手元にあるもので。

 

♪ズッキーニのパスタ(4人分)
材料;ズッキーニ              2本(半日干す)
パスタ                  人数分
玉ねぎ                  1個(うす切り)
バルミジャーノかゴーダチーズ       30㌘
自然海塩と胡椒              適量
バターとラード(炒め用)         大さじ2
サチャインチオイル(パスタの香りつけに) 適量
オレガノ(あれば)            適量
作り方;①ズッキーニは、5㍉の輪切りにし半日干す。玉ねぎは線維にそってうす切り。

干したズッキーニを加え、塩と胡椒で味をつけます。

②フライパンにラードとバターを入れ、玉ねぎをしんなりするまで炒め、

③パスタを茹で、パスタの茹で汁少々を、チーズに混ぜ、ズッキーニをからめて皿に盛りつけます。盛りつけたパスタの上にサチャインチオイルとオレガノをふりかけていただきましょう。

♪ニョッキのトマトソースかけ(4人分)

ニョッキはイタリアの団子状のパスタの一種です。馬鈴薯や小麦粉、南瓜などの組み合わせで作られます。元々は、馬鈴薯や南瓜で作るものではなく、小麦粉を煉って作っていました。
1800年代にアメリカから伝来した馬鈴薯がイタリアでも栽培されるようになり現在は馬鈴薯が一般的です。
材料;馬鈴薯(じゃがいも)      4〜5個(皮をつけ蒸す400㌘位)
セモリナ粉(小麦粉でも)       150㌘
高きび粉 (はと麦粉や米粉でも)   50㌘
卵                  2個
バター                50㌘
自然海塩               小さじ½
胡椒                 適量
ナッメグ(お好みで)         適量(馬鈴薯の甘さが増します)
作り方;①馬鈴薯は2㌢位に切り、塩をひとつまみ(分量外)まわしかけ蒸す。
蒸した馬鈴薯をマッシャーでつぶし、

セモリナ粉、高きび粉、溶いた卵、バター、塩、胡椒、ナッメグを加えまとめます。
強力粉(分量外)をテーブルにひき、生地を棒状に細長くのばし、1㌢幅に切ります。

フォークで押しつぶし、形を整えます。
②鍋に油を数滴たらし(分量外)、湯を沸騰させた中にニョッキを入れ茹でます。
浮いてきたらざるに上げトマトソースをからめます。
トマトスース
材料;トマト            2〜3個(粗く刻む)
玉ねぎ               1個(みじん切り)
大蒜(にんにく)          1か(みじん切り)
自然海塩と胡椒           各少々
オレガノ              適量
太白胡麻油(炒め用)        適量
ワイン(あれば)          少々
作り方;①トマトは粗く刻みます。あらごしトマトを使用しても。
玉ねぎ、大蒜はみじん切り。


②鍋に大蒜とタマネギを、太白胡麻油で色つくまで炒め、塩と胡椒で味をつけ、トマトを加え5分程煮ます。あればワインを少々加えます。オレガノがあれば香りが良くなります。
③ニョッキにトマトソースをからめて出来上がりです。

♪キヌアとトマトのっぺい汁(4人分)
材料;キヌア             大さじ1
トマト               2個(さいの目切り約1㌢角)
胡瓜(きゅうり)          2本(まくわ瓜もいいですね)(1㌢の半月切り)
秋葵(おくら)           4本(半分に切る)
ミネラル命の出し          カップ2
自然海塩              小さじ⅓
生姜                1片(すりおろす)
吉野葛               小さじ2
作り方;

①胡瓜とオクラを少量の油で炒め、キヌアとミネラル命の出しを加えひと煮立ちしたら、
弱火にし、塩で薄く味をつけ煮こみます
②トマトを加え胡瓜が透明になり味がしみこんだら、吉野葛でとろみをつけます。
すり生姜を装っていただきます。

♪香の物

♪DEKOさん珈琲
ズッキーニの栄養
ペポ南瓜の仲間でウリ科カボチャ属の一年草の果菜。
サマースクワッシュ(夏南瓜)と呼ばれ,夏が旬です。
疲労回復に効果的な栄養がいっぱい含まれています。
カリウムを多く含み、高血圧に効果があります。また、長時間の運動による筋肉のけいれんなどを防ぎます。
ビタミンCやβ—カロチン、ビタミンB類が豊富です。葉酸も食物繊維も含まれます。
カルシウム、銅、マンガンなどのミネラル類もバランスよく含み、低カロリーで、炭水化物も少なく、ダイエットにもおすすめですよ。
トマトの栄養
ヨーロッパでは昔から『トマトが赤くなれば医者が青くなる』という諺があるほど、その薬効が信じられてきました。(日本でも柿が赤くなると医者が青くなる)
トマトの赤色はリコピン(カロテノイドの一種)は、身体をサビさせて老化を進める原因となる活性酸素を除去します。
米国の研究では、前立腺ガンの患者にリコピンを投与したところ、ガン組織の成長が抑制されたという報告があります。また、リコピンがLDL(悪玉コレステロール)の酸化を阻害することから、動脈硬化の進展予防効果が期待できるとする研究報告もあります。
リコピンは脂溶性なので、油と一緒に調理すると吸収率がアップします。
また、カリウムの含有量が多いので、高血圧の改善には効果的です。
食物繊維のペクチンを含むことから、便秘の改善、血糖値や血中コレステロール値の低下なども期待できますし、美肌を保つコラーゲンの生成を助けるビタミンCも豊富に含まれています。