2018年12月ギーの作り方・大豆の脳の働き・アマランサス・ヤーコン茶

春瑠さんから、上等な干し柿を頂戴しました!! 一口含むと果肉が口の中でとろけそうな味わい💓  うま〜〜〜 勿体ないのですぐ冷凍に。感謝です😊

♪ギーをつくりましょう
ギーは、英国「TIME」誌が選ぶ世界でもっとも健康によい食品50に選定、米自然療法協会が選ぶ「体に良い油ベスト5」の第1位にも選ばれている注目のオイル。これは日本でも人気が出そうですよね😊
今回、バター1ポンドで「ギー」を作りました。インド、スリランカの伝統医学のアーユルヴェーダでは、治療や料理に「ギー」を使います。
『ギー』は脂肪を分解し、免疫力を高め、アレルギーや炎症も緩和し、消化にもいいそうです。ぜひ作ってみて下さいね。

バターは、無塩で450㌘(1ポンド)用意します。厚手の鍋にバターを弱火で、30〜40分位かき混ぜないで泡が細かくなる迄煮詰めます鍋底が少し茶色になればキッチンペーパー(厚手)でこしたら出来上がり!!

 

 

漉し方は最初、ザルの上にキッチンペーパーをひいてこしましたが、フチからこぼれ上手くいきません。教室の方からペーパーをゴムバンドで止めればこぼれないとのアドバイスにうまくいきました。お試し下さい!!

1、水分が少なくバターやナッツの様な香りで、半年くらいもつ。
2、煙点が高い250℃ので焦げにくいので、バターの様にすぐ焦げない。
たっぷりのギーを使えばヘルシーな揚げ物も出来ます。
3、他のオイル類と違いお腹に負担をかけにくく、体にやさしい。
4、ギーの生成過程でラクトースとカゼインが除かれ、乳製品不耐性に適している。
5、ビタミンA、D、E、Kが豊富。なので骨、脳、心臓や体の免疫力を上げてくれます。
6、ビタミンの吸収を手助けしてくれる
7、天然のCLAで抗発癌性がある。酪酸が豊富で癌や腫瘍予防。
腸内層を強化し炎症を軽減、抗ウィルス性がある。
8、筋肉の強化
9、肌にもいい・脂肪になりにくくエネルギーになりやすい中鎖脂肪酸を多く含み、ダイエットに◎

・共役リノール酸は脂肪の分解・燃焼させる働きがある
・オレイン酸は、抗酸化・アンチエイジング全般に効果的
・ラウリン酸・パルチミン酸は、免疫UPや美肌に
・天然の必須脂肪酸である。
免疫力増加 ストレス抑制(イライラが減る) 活力促進 知性・理解力・記憶力を高める=脳機能の改善 消化促進 ツヤ肌(潤い) ツヤ髪 柔軟性 生命力を高める 精力を高める 解毒効果(デトックス) 疲労回復 便秘改善 視力向上(眼精疲労・ドライアイ) ビタミンA、D、E、K疲労回復スタミナ免疫力 火傷に塗る

♪大豆の脳の働き
私たちの体は、年をとるにつれて日々サビついています。あらかじめ細胞のサビ(酸化)を防ぐ酵素『SOD』が備わっていますが、残念なことに40代を超えた頃から急激に減少し、外見・内蔵ともに老け始めます。特に酸化しやすい部分が『脳』です。
脳を元気にする食べ物(ブレインフーズ)は、青魚やウコン(クルクミン)、生姜、唐辛子、抗酸化作用の高いビタミンCやフャイトケミカルを含む果物や野菜、幻のきのこヤマブシタケ、赤ワインなどですが、最近の研究では、
『大豆』のホスファチジルセリン(PS)が、脳の細胞膜を柔らかくし、脳に充分に栄養や酸素が供給され、β—アミロイドのゴミ(アルツハイマーの原因)を排出し、シナップスの働きが強化され、より多くの情報を伝達して頭の回転が速くなるのではといわれています。
PSは、大豆に一番多く含まれ、牛肉、豚肉、卵、鶏肉などにも含まれ毎日食事で摂取することもたいせつですが、体内で合成されず食品だけでは不足するそうですので、PSのサプリメントも、脳を活性化したい方にはいいかもしれません。
ちなみにインドでアルツハイマー病の発症率がアメリカの4分の1という研究結果があります。インドはカレーの国で、ウコン(クルクミン)のポリフェノールを食べていると、脳の老人班(アルツハイマー患者に特有な脳のシミ)がなんと30%減少したそうです。
カレーにきな粉(レシチン)を加えるとクルクミンの吸収が300倍になるそうです。
きな粉の大豆レシチンは熱に弱いので、煮込み終わってから加えるといいですよ。
♪アマランサスの栄養
アマランサスはヒユ科で紀元前5000年前から南米アンデス地方の山岳地帯アステカ族が栽培し、中央アメリカ、南米アンデス原産です。神聖な食べ物として大切に栽培されてきました。
インカ帝国時代の重要な主食。たんぱく質にリジンを多く含み、カルシウムや鉄などのミネラルと食物繊維が多く含まれ、アメリカ航空宇宙局が21世紀の栄養食品として注目しています。プチプチとした食感で、少し苦みがあります。
乾燥に強く、畑の畝や急斜面などで育つタフな作物です。
19世紀初めに神の穀物としてインド・ネパールに伝わりました。ヒンズー教で断食明けに食べることが許されている唯一の穀類で、祭りには菓子が作られます。チベットでは法要の供物とされています。日本には江戸時代に観賞用として入ってきました。
つぶっこの中でも最小粒ですがパワーは驚異的!健康機能は研究途上で未知数といわれていますが、コレステロール低下などの研究報告も多数あります。
高タンパク質で必須アミノ酸が多く含まれています。ミネラルも穀類の中では抜群で
白米に比べ、鉄分は50倍、カルシウムは30倍、亜鉛4倍、食物繊維15倍、ビタミンEが40倍、リンやカリウムも含有量が多く、つぶっこ(雑穀)の優等生です。

♪蓮根の手当
●蓮根汁(鼻血止めに)
れんこんのおろし汁と塩を加えた汁を脱脂綿にひたして鼻の穴に詰めるか、その汁を100cc程飲みます。
●蓮根湯(生姜酒湿布は80度の湯2㍑に生姜50㌘、酒1カップ)
蓮根湯でうがいをします。ひどい場合は黒豆の煮汁を飲んでから、のどにしょうが酒湿布やネギ湿布を。(せき・たん・のどの痛み・気管支炎・ぜんそくに)
●干し蓮根(風邪に)
蓮根をうすく輪切りにして干します。これをキツネ色にいり、7〜8枚を一カップの水で煮だします。薄い塩味で飲みます。本葛(くず)を加えてもいいです。
●コーレン(蓮根の節を乾燥して粉末にしたもの)(湿っぽい咳に)
蓮根にはたくさんの穴があいています。それが節のところでギュウッと詰まっています。
その穴を締める作用が、人間のからだの穴、気管支やのど、鼻の炎症に効くという不思議な長南町金坂さんの竹チップ蓮魂!
作用を及ぼします。(大森一慧著 からだの自然治癒力をひきだす食事と手当て)
* 止血*せき止め*タンやのどの痛み*気管支炎*喘息*胃腸の調子を整える。
♪ヤーコン茶(ヤーコンは南米高地原産の菊科の多年生草木です)
ヤーコンは世界三大長寿(コーカサス・フンザ・ビルカバンバ)の一地域として知られる、
ビルカバンバ(エクアドル)周辺地域を発祥とする天然食品です。豊かな自然環境とともに発酵食品やオリゴ糖を含む(ヤーコン)などの腸内環境を整える食生活があげられます。
ヤーコン茶には体内でインシュリンと同様の作用をする物質が含まれているといわれており、膵臓のβ細胞を刺激することなしに血糖値を抑制させることができます。
ヤーコンはフラクトオリゴ糖の王様です。糖尿病の切り札として注目されています。
フラクトオリゴ糖は虫歯になりにくく、お腹の調子をよくし、ダイエット効果もあり、
血液や血行を正常に保ち、便秘を改善してくれます。
ヤーコン茶は抜群の利尿作用があり余分な水分と脂肪を分解してくれます。
飲み方;私は3年番茶や他の野草茶と混ぜて、3〜5分煮だして飲用
血糖値が気になる方はヤーコン茶10に対しウーロン茶4でラットに試したところ
血糖値上昇をやさしくするそうです。
血糖値が気になる方は朝起きた時、食前、お風呂の前後、寝る前がお勧めだそうです。
♪ヤーコンの栄養
* 利尿作用 *インシュリン効果 *美肌の保持 *血糖値を下げる *抗酸化物質の除去
* 糖尿病の予防効果や活性酸素の抑制やガン予防効果もあります。
* 高血圧の予防にも積極的な摂取が勧められています。
ヤーコンは生食が糖尿病・心筋梗塞・脳梗塞の予防効果を高めます。
ヤーコンのはむかずに食べるのが最適ですが、皮をむいたら、きんぴらなどにして捨てないでください。ヤーコンのアクは5分程水又は酢水につけて下さい。