2015年9月パン教室

9月・・・パン教室・・・つぶっこ楽膳教室

♧ノールウエー・オワス婦人の黒パン
♧里いものヨーグルトカレー
♧いもきんつば
♧ミントとひよこ豆のサラダ
♧つぶっこご飯

9月中旬になって、やっと秋晴れの空を仰ぎみて、大きく息をすいこむ
幸せな日が続いたと思いきや、パン教室の18日は大雨😭
しっとりと、ゆったりとしたパン教室でした
柿酢

いただきま〜す。
柿酢

右が里芋カレー・左がつぶっこご飯のお鍋です。
土鍋で煮たり炊いたりすると、素材が美味しく、栄養もたっぷり!!
柿酢

”ノールウエー・オワス婦人の黒パン”
柿酢
ライ麦、グラハムの粉の香りに、ハチミツとバターが黒パンの
固さを和らげ、食べ易いパンです。

粉とばたー、初密、小麦天然酵母を計ります
柿酢

柿酢

柿酢

柿酢

柿酢

”♪ノルウェー・オワス婦人の黒パン”(4個)1985年神戸にて
材料;ライ麦                 100㌘
グラハム粉               100㌘
強力粉                 400㌘
小麦天然酵母              150㌘
バター                 30㌘
自然海塩                小さじ2弱
ハチミツ                大さじ2〜3
ぬるま湯                280cc

作り方;①バターは溶かしておきます。塩とハチミツ、バターをボウルに入れ混ぜます。
②①のボウルの中に、粉と天然酵母、ぬるま湯を加えよくこねます。
ボウルに分量外のバターをぬり、丸めた生地を置きます。フォークで2〜3カ所穴をあけ、
霧吹きをし、シャワーキャップをかぶせ30分一次発酵させます。
③生地を4分割して丸め、霧吹きをぬれフキンをかける。ベンチタイム10分
④200℃のオーブンで、表面に色がつくまで焼く。200℃で約30分焼く

##”ライ麦の栄養”##
ライが栽培化されたのは、紀元前3000年前ごろの北欧と考えられています。このレシピも北欧ノルウェーのオワス婦人から30年前に神戸で教わりました。
ライ麦はグルテンの含有量があまりないため、パンを作るにはライ麦を発酵したライサワーや小麦などを添加します。
ライ麦にはガンの発生を抑えたり、整腸作用があるといわれています。
また、高血圧や動脈硬化、糖尿病の予防にも役立つと考えられています。
食物繊維やプロテアーゼインヒビター、フイチン酸、カルシウム、ビタミンB1,などの栄養成分がふくまれます。

##”グラハム粉”##
グラハム粉は、アメリカのシルベスター・グラハム博士が肉食偏重による
栄養障害を救うために小麦の全粒粉使用を提唱したことから
別名「グラハム粉」とよばれます。
薄力粉と比較して3倍の食物繊維や鉄分を含む。ビタミンB1の含有量も多い。

”里いものヨーグルトカレー”
「ヒング」というインドの大切なスパイスを使用したカレーです。
ヒングは野菜の消化のために重要なスパイスです。でも、なんとも
体験したことのない、臭いがしますが、油で一分炒めると消えます。
柿酢
ヨーグルトは自家製の”よもぎの乳酸菌ヨーグルト”を使用して、
お腹にやさしい、これまでに体験したことのないカレーを
いただきました。クセになりますよ!!

柿酢
菜種油(オリーブ油でも)でヒングを一分、弱火でフタをして炒めます。

柿酢
里芋をヒング、アジョワンシード、菜種油でからめます。

柿酢
ターメリック、コリアンダーなどの香辛料を加えて。

柿酢
よく垣間背、3種のきのこ出し、水を加えて30分煮ます。

柿酢
ヨーグルト、ガラムマサラをさらに加え、30分煮て出来上がり😊

”♪里いものヨーグルトカレー”(5〜6人分)
材料;里いも500(皮をむいたもの)        500㌘
菜たね油                   大さじ2
ヒング(粉)                 小さじ¼
アジョワンシード(粒)            小さじ½
ターメリック(粉)              小さじ½
レッドペパー(粉)              小さじ½
コリアンダー(粉)              小さじ山盛り2
自然海塩                   小さじ1½
3種のきのこ出し               ひとつかみ
水                      800cc
ヨーグルト(プレーン)            100cc
ガラムマサラ                 小さじ1
レモン汁                   小さじ1

作り方;①里いもは洗って皮をむき、たて半分に切ってから1㌢厚さの斜め切りにする。
②鍋に菜たね油菜とヒングを入れて火にかけ、1分程炒めてにおいをとばした後、アジョワンシードを入れる。アジョワンシードのまわりが泡立ってきたら里いもを入れ、少し炒める。
③②にターメリック、レッドペパー、コリアンダー、塩を加えてよくかき混ぜ合わせ、水と3種のきのこを加える。沸騰したら火を弱火にし、30分程煮ます。
④③にヨーグルトとガラムマサラを加え、さらに30分程煮ます。この時に、里芋をいくつかとりだして、つぶすととろみがつきます。
お好みで、レモン汁をかけていただきます。

*ヒングやアジョワンシードはなくてもつくれますが、
こ2つのスパイスは、お腹の調子を整えるスパイスです。
お腹にもたれる料理にインドではよく使われます。
このカレーは,インドボンベイ生まれのレヌ・アロラさんのレシピを参考にしました。
(品川で、アロラ・インド料理学院を主催されています。)

”いもきんつば”
柿酢
自家製きんつばは、うまい!神戸の孫たちはペロリとなくなったとか。

柿酢
さつまいもを蒸かします

柿酢
マッシャーでさつまいもをつぶし、砂糖を加えてよく混ぜます。

柿酢
よく練り上げて、

柿酢
寒天液の中で、さつまいもを煮溶かします。

柿酢
少しづつ、寒天液とさつまいもが混ざりました。

柿酢
バットに練り上げた生地を流し、冷やし固めます。

柿酢
白玉粉と小麦粉を溶いて、皮を作り、生地につけて菜種油をひいた
フライパンでこんがりと焼きます。

”♪いもきんつば”
材料;さつまいも                600㌘(蒸かしてつぶす)
砂糖大根                 200㌘
自然海塩                 少々
粉寒天                  4㌘
水                    1カップ
菜種油                  少々(きんつば焼き用)

きんつばの皮
薄力粉                   25㌘
白玉粉                    8㌘
水                     60cc

作り方;➀さつまいもはよく洗い、蒸かしてマッシャーか木じゃくしでつぶす。つぶしたさつまいもに砂糖大根糖と塩を加え練ります。
鍋に水200ccに粉寒天を煮溶かし、練ったさつまいもを少しずつ加え練りあげます。
バットに練り上げた生地を流し、冷やし固めます。
厚さ2,5㌢×8㌢角に切ります。
➁白玉粉を手でつぶし、水60ccを少しずつ加えてから小麦粉をいれ、皮をつくります。
③フライパン(ホットプレートでも)に菜種油をうすくひき、皮をうすくつけて弱火で、最初に広い面を焼き、次に4面を焼きます。
2㌢角に切り分け、いただきます。
(最初から2㌢角に切り、焼いた方がうまくいきました)

”ミントとひよこ豆のサラダ”
柿酢
玉ねぎとハチミツの甘味のドレッシングとミントの香りが
爽やかなサラダです。

”♪ミントとひよこ豆”(ガルバンゾー)のサラダ
材料;ひよこ豆                  400㌘(戻した豆)
ミント                   20枚位(みじん切り)
ドレッシング
玉ねぎ                    ½小(みじん切り)
バージンオリーブ油              大さじ4
柿酢                     大さじ2
ハチミツか砂糖大根              大さじ1
赤唐辛子                   粉小さじ½)(辛さはお好みで)
自然海塩                   少々

作り方;①ひよこ豆(ガルバンゾー)はふたつきの容器に熱湯を入れ、
20分程戻します。
固ければ、再度、熱湯を加え好みの固さに戻します。
戻れば、ザルにあげて水気を切ります。
②ミントはスペアミントやペパーミントなど手時かにあるものを洗い、
ミジンにします。
ドレシングの材料すべてをボウルの中で混ぜ、ひよこ豆とミントを加え少し冷蔵庫で冷やします。器に盛りつけ、ハーブの花などを飾って召し上がり下さい!!

”つぶっこご飯”
柿酢
7分搗き米、つぶっこ3種類を大さじ1を加え炊きます。
ご飯がおいしいですよ!!

8月・・・パン教室・・・つぶっこ楽膳教室

♧セモリナパン
♧トマトのシチュー
♧柚子胡椒入り納豆パスタ
♧サラダ
7月下旬から酷暑!が続いています。8月4日の前橋は39、8℃とか。
ぐたぐたしながら、出来るだけ体力を消耗しないよう過ごしていますが、
昨日は、教室の方のエスコートで、久方ぶりに南房総へ朝早くでかけ、
ブルーベリー摘みと百年古民家日本料理のお店”季の音”でお昼をいただきました。

黒ダイヤがボールいっぱいになりましたよ😊
柿酢
竹やぶを開墾し、土壌と肥料を研究された成果が、甘さと酸っぱさのハーモニーある
素晴らしいブルーベリーに感動して、畑の写真を撮るのも忘れてしまいました。
何でもそうだと思いますが、作物にも、料理にもその作り手の性格がでるものですね。
素晴らしいお人柄と大きな夢をもたれた方でした。

お昼は季の音(ときのね)でゆったりといただきました
柿酢

野菜のお寿司です
柿酢
コリンキー、オクラ、人参、パプリカなど、野菜が主人公のお寿司は
アイデアの一品ですね。お家でも作れそうです。

時折の新涼(秋のひんやりした風)が肌に心地よいパン教室の朝です。
柿酢

出来た料理を並べ、スープを装います。
柿酢

”♪セモリナパン(4個)”
材料をボウルにいれ、こねます。割と柔らかい生地ですので、ぬるま湯は
一度に全部入れないで、ようすを見ながらくわえます。

柿酢
最初は手に生地がくっつき易いですが、仕上げにオリーブ油を少したらすと、
生地が落ちつき、まとまります。
柿酢
柿酢

一次発酵を終えた生地をボウルの中でガス抜きし、4分割します。
柿酢

分割した生地を丸めて、15分程ベンチタイム
柿酢

生地を16×12㌢の長方形にのばします。
柿酢

なめこ型に成形します
柿酢
二次発酵を30分して、オーブンで焼きます

焼き上がり!!
柿酢
強力粉のパンより、軽い感じですので、スープやパスタに添えても。

”♪セモリナパン(4個)”
材料;セモリナ粉               210㌘
薄力粉                 90㌘(カップ½)
小麦天然酵母              100㌘
自然海塩と砂糖大根糖          各小さじ1
オリーブ油               大さじ1
ぬるま湯                150〜180cc
仕上げ用セモリナ粉           適量

作り方;①ボウルに砂糖、塩、オリーブ油、小麦天然酵母を入れ混ぜ、強力粉、セモリナ粉を加えてこねます。なめらかな生地になったら丸め、オリーブ油(分量外)をぬったボウルに生地を入れ、発酵させます。  一次発酵 → 60分
②少しふくらんだ生地を、小麦粉をふった台に取り出し、ガス抜きをします。
4分割に表面がきれいになるよう丸めたら、生地が乾かないようぬれフキン(少し温めたふきん)をかけベンチタイム。  ベンチタイム→ 15分
③生地をかるく押さえ、めん棒で16×12㌢の長方形にのばし、きれいな面をウラにして縦長におき、手前からきっちりと巻く。前後にころがして、長さ18㌢のなまこ型にする。
④バットに仕上げ用セモリナ粉を入れ、生地をころがして表面にまぶす。
オーブンペーパーをひいた天板にのせ、横長に3本切れ目(クーペ)をいれ、発酵させる。
二次発酵 → 30分
➄生地が倍近くふくらんだら、オーブンを200℃に温め、20分焼く。

”ドライトマトセモリナパン”
ドライトマト40㌘は、2〜3㌢幅の細切りにし、20分水に浸して塩分をぬいて柔らかくする。塩が強い場合は、途中で一度水を変えて下さい。
ザルかペパータオルで水気を取り、セモリナパンの生地のこね終わりに練り込んでください。
ワインのおつまに最高です。オリーブ油やココナッツオイルをつけながらたべてもいいです。

セモリナ粉はデュラム小麦のふすまを碾いた(ひいた)もので、タンパク質が約14%と多く含みます。強力粉で12%、00番粉で9〜11%、小麦粉(薄力粉)で7%位だそうです。

”♪トマトのシチュー”
柿酢
塩味だけですが、とまとのうまみ全開の美味しさです😊

鍋に玉ねぎのみじん切りをひき、くし形のトマトを同じ方向に並べます
柿酢

並べたトマトにトマトジュースを加え、紙ブタをします
柿酢

紙ブタを開けるとトマトがぎっしり!
柿酢

”♪トマトのシチュー”(4人分)
材料;トマト                    4個(一個200㌘位)
玉ねぎ                    ½個(150㌘位、みじん切り)
トマトジュース                カップ2(360cc)
ピュアオリーブ油               大さじ2
自然海塩                   小さじ1½

作り方;①トマトはヘタをとり、熱湯に通し、冷水に放して、皮をむきます。
6つにくし形に切り、切り口の白い固いところを落とします。玉ねぎはみじん切り。
②大き目の鍋に、オリーブ油を大さじ2とってあたためて、玉ねぎを入れ,弱火で、やわらかく炒めます。玉ねぎを平にし、その上にくし形のトマトを同じ方向に並べて、塩を小さじ1½をパラパラとふりまぜ、トマトジュースを入れます。
③オーブンペーパーを鍋の周りより大きく切り、真ん中に小さい丸穴をあけた紙ブタを作り、トマトの上にピッタリかぶせて、強火にかけます。
煮立ったら中火にし、トマトがちょっととろけるまで、6分程煮ます。
お皿に美しく盛りつけて下さい。あれば、オクラの輪切りを飾ります。

##”トマトの栄養”##
トマトは、強力な抗酸化作用と肌の老化予防をする”リコピン”。
疲労回復や、胃粘膜の健康を保ち脂肪の蓄積を防ぐ働きのある”リンゴ酸やクエン酸。”
血管を丈夫にする”ケルセチン。”
腸内環境をよくする、水溶性食物繊維の”ペクチン。”
むくみの改善と高血圧予防に効果的な”カリウム。”
うま味成分のひとつで、内臓脂肪の蓄積を防ぐ働きや肌の潤いを保持する”グルタミン酸”
など女性にうれしい栄養豊富な野菜です。
また、”トマトの皮”にはベルオキシターゼやその仲間に、ベルオキシターゼーイソ1型酵素が含まれ、病気への感染予防や免疫を正常化する働きがあります。

”♪ゆず胡椒入り納豆パスタ”
柿酢
納豆に油あげ、そしてゆず胡椒がピリリとポイントになり
意外な美味しさです。材料は和風ですが、バターで具を炒めますので
洋風なコクが引き出され、お変わりがすすみました。

お皿に装います
柿酢

”♪ゆず胡椒入り納豆パスタ”(4人分)
材料;パスタ                  お好みの分量
納豆                   160㌘
油揚げ                  2枚(油抜きし、一㌢角に切る)
青味                   薬味ネギや青菜などお好みに。
バター                  大さじ2〜3
調味料
しょう油                 大さじ2
みりん                  大さじ3
純米酒                  大さじ3
ゆず胡椒                 大さじ1

作り方;①パスタは、大き目の鍋に湯をたっぷり入れ、塩とオリーブ油を1〜2滴加え、湯がふっとうしたらパスタをアルデンテにゆでる。
②油揚げは油抜きをし、一㌢角に切る。納豆は箸で混ぜておく。
フライパンにバターを入れ、油揚げと納豆を炒め、調味料を加え味をつけます。
ゆでたパスタに油揚げと納豆ををからめ、青味をトッピングします。
お好みで刻み海苔ををパラパラとかけてください。

”♪茄子ときゅうりの中華サラダ”

調味料を混ぜます
柿酢
3種のきのこ出しも加えます

調味料に塩もみした胡瓜と炒めた茄子を混ぜ合せます
柿酢

出来上がりました
柿酢

番外で教室の方からミント水を戴いたので
寒天煮をしました。いっぱいブルーベリーをのせて幸せ😊
柿酢

”♪茄子ときゅうりの中華サラダ”(4人分)
材料;茄子                    3本(タテに細切り)
胡瓜                    2本(タテに細切りにし、軽く塩もみ)
ごま                    適量(上にかけます)
なたね油                  大さじ1(炒め用)
自然海塩                  適量(茄子と胡瓜にかけます)
調味料
濃い口醤油                   大さじ1
3種のきのこ出し                大さじ1
ごま油                     大さじ1
酢                       大さじ1
コチジャンか豆板醤               小さじ1

作り方;①茄子はタテに一㌢幅位に切り、大きければヨコ半分に切る。
きゅうりもタテ1㌢幅に切り、ヨコ半分に切る。胡瓜は軽く塩もみをし、水分を出す。
(きゅうりはあんまりしんなりするまで塩でもまない)
②茄子に軽く塩をし、フライパンに油を入れないで炒める。茄子に火が通ったら油を入れ、
こんがりと焼きます。(こうすることで、茄子が油を吸わない)
③茄子と胡瓜を調味料で和え、冷蔵庫で味をなじませる。ごまをふりかけて出来上がりです。

8月・・・パン教室・・・つぶっこ楽膳教室

♧セモリナパン
♧トマトのシチュー
♧柚子胡椒入り納豆パスタ
♧サラダ

9月・・・パン教室・・・つぶっこ楽膳教室

♧ノールウエー・オワス婦人の黒パン
♧里いものヨーグルトカレー
♧いもきんつば
♧サラダ
♧つぶっこご飯