2018年6月楽膳教室

2018年6月・夏至の夜の和ろうそく・・つぶっこ楽膳教室

○ ヤンソンさんの誘惑・・グリンナッツ入り
○ 辣韮(らっきょう)と納豆のてんぷら
○ 胡瓜(きゅうり)と豆腐の炒め物
○ トマトとエシャロットの梅ドレッシング
○空豆と若布の酢の物
○5分搗きつぶっこご飯と味噌汁・香の物
○ 全粒粉とサクサク粉の梅干しお焼き
○DEKOさんコーヒー

6月は連れ合いの誕生日月間!! 香り高いお花やチョコレートをいただいて、、うれしや🌷うれしや🌷こどものように・・やった!!のポーズが目に浮かびます。東京でのバースデーコンサートに遠方からかけつけて下さった皆様にも、心よりありがたく感謝でいっぱいです。

6月HPのアップが遅くなりました。家の廊下で、すべって転び頭を強打。夜遅く、千葉中央メディカルセンターの救急で、2針縫っていただきました。打ち所が良く、検査も必要ないとのこと。不幸中の幸いでした。しばらくは、ゆっくりと無理をしない生活を心がけようと思います。6月もたくさんの参加者に恵まれましたこと、ありがたく感謝でございます。素敵なお膳は、東金の方から、明治の頃、結婚式用に誂えた重厚なもので、つぶっこの食事に華を添えさせていただきました。

♪ヤンソンさんの誘惑グリンーナッツ入り(4人分)
スウェーデンではポピュラーなグラタン料理です。名前のついた料理名の由来は諸説ありますが、19世紀に実存したと言われる菜食主義のエリク・ヤンソンという宗教家が、あまりにおいしそうな見た目と匂いに勝てず口にしてしまったからと言われています。
ムーミンママのお料理にもでてきますよ!!
材料;メークイン馬鈴薯      中5個500㌘(皮ごとマッチ棒の大きさ)
玉ねぎ           小2個400㌘(うすくスライス)
豆乳            300cc
ひえ粉           大さじ2
アンチョビフイレ      12枚
タイム(乾燥)       小さじ1
グリーンナッツ       大さじ1(細かく刻む)
パン粉           大さじ2
バター           大さじ2(小さめの角切り)
胡椒            適量

豆乳クリームのヤンソンさん。トッピングは50℃洗いのズッキーニ、ブロッコリー、イタリアンパセリ。タイムと胡椒、かすかにバターとサチャインチナッツの香りが食欲をそそります。ヤンソンさんのように誘惑に負けて、何度もお変わりしました。アンチョビの塩味がたまりません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オリーブ油とギー(バター)で玉ねぎを炒めます。上にはサチャインチナッツを

炒めた玉ねぎにひえ粉をからめ

豆乳を加えホワイトソースに

馬鈴薯とアンチョビをのせ、タイムと胡椒をふり、その上に残り半量の馬鈴薯をのせ、パン粉とタイム、胡椒、カットしたバターをおいて200℃のオーブンで焼きます。途中、こげつきそうなら、温度を下げ全体で40分ほど馬鈴薯が柔らかくなる迄オーブンで焼きます。

美味しそうに焼けました!!

ヤンソンさんを器に盛ります。底にはひえのクリムーがありますので、上から下まで一度に取り分けます。

アンチョビの栄養
アンチョビはカタクチイワシを塩漬けにし、熟成、発酵させた発酵食品です。大変栄養があり、保存食にも重宝します。
○ 老化を防ぎ、若々しさを保つ核酸(新しい細胞を作る)を含む。
○ アミノ酸の一種で、アドレナリンやドーバミンなどの神経伝達物質の原料となるチロシンを含む。脳や神経のサポートをしてくれます。
○ 血圧を正常に保つタウリンを含む。
○ オメガ3脂肪酸(DHAドコサヘキサエン酸・EPAエイサコペンタエン酸)を含む。血液をサラサラにし、精神安定効果もあり、抗炎症、抗アレルギー作用もあります。
○ カルシウムとビタミンDを含み骨粗鬆症の予防や骨、歯の形成に相乗効果が期待できます。
○ 体内の酵素と結びついて、脂肪の燃焼をサポートするビタミンB2を含む。
♪辣韮(らっきょう)と納豆のてんぷら(4人分)
材料;辣韮漬け              8粒(タテにうす切り)
納豆                1包み(包丁で粗く刻む)
青葱や絹さやなど          適量(斜めうす切り)
全粒粉小麦粉とサクサク粉      各大さじ2
水                 大さじ2〜3
こい口しょう油           小さじ1
自然海塩              ふたつまみ
ごま油と菜種油(揚げ用)      適量
大根おろし             適量

納豆、らっきょう、ネギ、大場などを粉に混ぜて、揚げます。納豆の揚げ物は初めての方が多かったです。大根おろしの汁は、9ヶ月熟成させたキーウイの醗酵ジューースを加えて、梅雨に乾杯!!

大根おろし汁とキーウイ酵素ジュースで乾杯!1 のどがすっきり😊 

♪胡瓜(きゅうり)と豆腐の炒め物(4人分)

材料;胡瓜(きゅうり)(白瓜でも)2本(タテ半分にし小口から斜めうす切り)
木綿豆腐              1丁(水切りする)
トマト               1個(粗く刻む)
卵                 2個(溶く)
削り節               10㌘
ラード又はごま油          大さじ2
自然海塩と胡椒           適量
作り方;①フライパンにラード大さじ1を熱し、水切りした豆腐を粗くつぶしながら炒める。塩をふたつまみ加え、炒まったらザルにあげて水切りする。
②同じフライパンにラード大さじ1を熱し、トマトと胡瓜を炒め、豆腐と削り節も加え、塩と胡椒で味をつけ、仕上げに溶き卵を全体にからめるように炒めます。

豆腐は水切りします。

胡瓜は味がしみ易いよう、めん棒で軽くたたきます

ラードで豆腐を崩すようにして炒めます。

胡瓜、トマトも合わせ炒め、塩胡椒とかつお節、わし節を加え味を整え、卵をからめます。夏バテ防止にピッタリのおかずですね。

♪プチトマトと辣韮(らっきょう)の梅ドレシング(4人分)
材料;プチトマト           8個
辣韮(らっきょう)          6本
新玉ねぎ               1個(線維に直角にうす切り)
梅ドレッシング
オリーブ油と亜麻仁油         50cc(少しギーを加えると美味)
赤梅酢                20cc
こい口しょう油            小さじ1
自然海塩と胡椒            各少々
トマトの汁              小さじ1

玉ねぎは線維に直角に切ると苦みが少ない

玉ねぎは布巾の中に入れ塩ひとつまみ加え10分程おいてから、布巾を包んで玉ねぎをもむと細胞が壊れ、甘味が増します。


♪そら豆と若布(わかめ)の酢の物(4人分)
材料;そら豆             10粒(皮を取りお歯黒に爪をたてる)乾燥若布(わかめ)       5㌘(水で戻し刻む)
ミネラル命の出し        大さじ1
柿酢              大さじ1
うす口しょう油         小さじ1
自然海塩            少々

そら豆は「おはぐろ」に包丁目を少しいれると、そら豆がシワにならない。

そら豆の栄養
そら豆は“若返りの野菜”といわれ、ビタミンB1,B2,C鉄分が豊富に含まれます。
そら豆のうす皮には食物繊維も豊富です。夏バテ防止やむくみ改善、利尿作用にも効果があるといわれています。そら豆20粒で亜鉛2,4mgを含み、1日の摂取量の⅓が摂れます。
亜鉛はセックスミネラルとも呼ばれ、生殖能力を高めます。
お肌の湿疹やかさつき、貧血予防、味覚障害、風邪をひきやすい方にも大切なミネラルです。

♪5分搗きつぶっこご飯と香の物

♪味噌汁
♪梅干しのお焼き(4人分)
材料;梅干し               2個(種を取り果肉を細かく刻む)
全粒粉小麦粉とサクサク粉         合わせて50㌘
水                    50cc
自然海塩                 ひとつまみ
バターやギー(焼き用)          適量

 

東金産の全粒粉を「みどりの風」でみつけました。おうどんもありましたよ!!


お焼きの上には、キーウイ醗酵ジュースの皮つき実がのっています。皮に実の3倍の栄養がありますので、醗酵させると皮も食べやすいのでいただきます。

 

今回、バター1ポンドで「ギー」を作りました。インド、スリランカの伝統医学のアーユルヴェーダでは、治療や料理に「ギー」を使います。
『ギー』は脂肪を分解し、免疫力を高め、アレルギーや炎症も緩和し、消化にもいいそうです。ぜひ作ってみて下さいね。

♪ギーの作り方

バターは、無塩で450㌘(1ポンド)用意します。厚手の鍋にバターを弱火で、30〜40分位かき混ぜないで泡が細かくなる迄煮詰めます鍋底が少し茶色になればキッチンペーパー(厚手)でこしたら出来上がり!!

 

 

♪DEKOさんコーヒー