2018年7月パン教室

2018年7月パン教室

ランドセルのポスト

七夕さまのお干菓子を戴きました😊酷暑を乗り切れそうですね。ありがとう!!

 

♧コットンケーキ(シフォンケーキ)
♧ズッキーニ・古代小麦・ひよこ豆粉のパン
♧夏野菜カレーとつぶっこご飯
♧赤梅酢のトマトサラダ

コットンケーキはリクエストにお答えして

♪高きびのコットンケーキ(17㌢のシフォン型1個分)

シフォンケーキは、1927年アメリカのハリー・ベーカーによって考案され、食感が絹織物のように軽いことから「シフォン」と名付けられました。季みちゃんは、高きび粉を使用し、食感がザラついた感じがしますので「木綿=コットンケーキ」と名付けてみました。
材料;高きび粉          150㌘(ふるいにかける)
小麦天然酵母        100㌘
卵黄            6〜7個(約100㌘)
砂糖大根糖         40㌘(卵黄用)
豆乳            120cc
太白ごま油         80cc(15ccをサチャインチオイル使用)
自然海塩          ひとつまみ
ラム酒           大さじ1
卵白         6〜7個(約200㌘)(少量のレモン汁5cc位)
砂糖大根糖         90㌘(卵白用)
卵白用ボウルは油汚れと水分をきれいにふきます。(油が付いていると泡立ちにくい)
卵を分ける時、白身に卵黄が入らないよう、1個ずつ割ります。卵黄が入ると泡立ちが悪い。

 

卵黄をボウルにいれ、黄身を泡立て器で静かにかくはんし、砂糖を加えます。そこに豆乳を少しずつ入れます。太白ごま油もすこしずつ加えてかくはんします。高きび粉をボウルの上でふるいにかけ、全体をかき混ぜ粉っぽさをなくします。そこに小麦天然酵母とラム酒、塩を入れ、とろん〜とするまで混ぜます。(ホットケーキの生地の固さ)


卵白(4℃)をボウルにいれ、少量のレモン汁(5cc位)を入れます。
(ボウルに氷水を当てる)(レモン汁は泡の安定度を高めます。泡が中性になると泡立てやすい)

 

 

筋がでてきました
最初に少量の砂糖をいれ低速で泡立てます。泡立ってきたら高速にし、砂糖の⅓量をハンドミキサーの筋がのこるぐらいに泡立てます。さらに砂糖の⅓量を入れ高速で泡立てます。角が立つまで泡立てたら残りの砂糖を入れ、全体をていねいにかくはんし、角(つの)ができてボウルを逆さにしても落ちてこなければ成功です。最後に、ハンドミキサーをはずし、泡立ての器械を手に持ち、なめらかできめの細かい泡になるよう泡立てます。(ボウルにミキサーを当てない)

角が立ちました!!

卵黄のボウルの中に、白身メレンゲの⅓を加えて泡立器で、生地全体にメレンゲをすくうように混ぜる。2回目はゴムベラを使用して、メレンゲの⅓を入れ、ボウルを左手でまわしながら、ゴムベラで混ぜます。メレンゲの気泡をなるべくつぶさないように手早く混ぜたら残り⅓のメレンゲをまぜます。

型から少し高い位置で生地をながし、型のふちなどについた生地はフキンで拭き取ります。(焦げ付きやすいため)

 

 

トントンと空気を抜き、160℃〜170℃のオーブンで35〜40分焼き、竹クシを刺して、生地が竹クシにつかなかったらOKです。(上が焦げつきそうなら、ぬれフキンをかぶせます)びんの首などに逆さにして冷まします。(生地が重力で引っぱられ、中身がふわっとなります)

 

 

 

 

焼けました1!

よくふくらみましたよ😊

 

高きびの栄養

高きびの食物繊維は白米の20倍、鉄は10倍、亜鉛や必須アミノ酸、ビタミンB群、ビタミンEも豊富です。抗酸化作用のあるポリフェノールが含まれていますので、美肌効果あり。 ルチンも多く、毛細血管を丈夫にして血液を滑らかにします。
体を温め、脾臓と胃に働いて、消化を助ける。カリウム、食物繊維が多い。
高きびはもろこしとも呼ばれ、5000年前にサハラ砂漠からインドを経て日本には14世紀に伝わった。表面の赤褐色にポリフェノール色素を含んでいるため、抗酸化作用があります。粒をそのまま炊くと挽肉のような食感があり(肉の穀物)と呼ばれています。

卵の栄養
卵は卵白、卵黄、カラザ(白いひも)の部分からなり、卵白は卵アルブミン、卵グロブリンなどのタンパク質が90%含まれます。免疫力をアップさせ、風邪予防にバツグンです。
卵白のオボムチン(糖タンパク質)は小腸でコレステロールを吸収するのを抑えます。
卵黄のコリンとリン脂質はぼけ防止や血中コレステロールの低下作用や抗脂肪肝作用、動脈硬化の防止、細胞老化の防止(美肌効果)など身体に「活力を与えてくれる食べもの」です。

♪ズッキーニ・古代小麦・ひよこ豆粉(ベサン)のパンケ―キ
材料;ズッキーニ              中1本250㌘位(すりおろす)
古代小麦粉               50㌘
ひよこ豆粉(ベサン粉)         50㌘
卵                   1個(溶く)
小麦天然酵母              50㌘
自然海塩                小さじ⅓
クミンパウダー             小さじ半分
サチャインチオイル           大さじ1
豆乳                  50cc
バターやギー(焼き用)         適量
ズッキーニはすりおろします。種も皮も使用
ボウルに、すりおろしたズッキーニ、古代小麦、ひよこ豆粉、溶いた卵、塩、クミンパウダー、サチャインチオイル、天然酵母、豆乳を混ぜ、フライパンにバターをひき、スプーンで生地を救い、裏表こんがりと焼きます。

 

♪夏野菜のカレー(4人分)
材料;茄子(なす)               2本(1㌢の半月切り)
ブロッコリー               半株(小房に分ける)
トマト                  2個(ザク切り)
獅子唐(ししとう)           5本(ヘタを取り粗く輪切り)
生姜(しょうが)             10㌘(みじん切り)
大蒜(にんにく)             2片(みじん切り)
クミンシード               小さじ1
ターメリック               小さじ1〜2
ガラムマサラ               小さじ2
チリペッパー               小さじ1
コリアンダー(粒)とカルダモン(粒)   各小さじ1
自然海塩                 小さじ1
ココナッツミルク             200cc
ラードとごま油(炒め用)         大さじ2
茄子は1㌢の半月切り。ブロッコリーは小房に分け、茎も2㌢位に切ります。
トマトはザク切り。獅子唐は粗く輪切り。生姜と大蒜はみじん切り。
鍋に油と、クミンシードを入れ弱火でフタをしてクミンシードの香りがするまで炒めます。生姜と大蒜、獅子唐を加え、大蒜の香りがしたら茄子、ブロッコリー、トマトを加えフタをして炒めます。茄子が柔らかくなったら、残りのスパイスと塩、ココナッツミルクも入れ弱火で15分程フタをして炒め煮して出来上がり!!

♪赤梅酢のトマトサラダ4人分)

材料;トマト              2個
玉ネギ              1個
パセリ              大さじ2(みじん切り)
梅ドレッシング
赤梅酢               30cc
オリーブ油と亜麻仁油        各30cc
濃い口しょう油           大さじ½
自然海塩と胡椒           各少々
トマトの汁       適量(完熟トマトを切ったときの汁を加えます)
トマトは皮つきのまま、1㎝厚さの輪切りにします。
②玉ネギは繊維に直角にうすく切り、辛みが強い場合はかるく塩をし、10分置いてから布巾で包玉ねぎの線維を布巾の上からしごいて辛みを取ります。。
③材料を合わせてドレッシングを作り、トマトと水気を玉ネギを重ねていき、冷蔵庫で冷やします。みじんきりのパセリをたっぷりかけてお召し上がり下さい。

トマトの栄養

トマトの赤色はリコピン(カロテノイドの一種)で活性酸素を消去します。
米国の研究では、前立腺ガンの患者にリコピンを投与したところ、ガン組織の成長が抑制されたという報告があります。また、
リコピンがLDL(悪玉コレステロール)の酸化を阻害することから、動脈硬化の進展予防効果が期待できるとする研究報告もあります。リコピンは脂溶性なので、油と一緒に調理すると吸収率がアップします。また、カリウムの含有量が多いので、高血圧の改善には効果的です。
食物繊維のペクチンを含むことから、便秘の改善、血糖値や血中コレステロール値の低下なども期待できますし、ビタミンCも豊富に含まれています。

スペルト小麦(古代小麦)について
スペルト小麦は、9000年以上前からヨーロッパで栽培されていた古代小麦です。
古代小麦のため、化学肥料、除草剤、殺虫剤や農薬をほとんど用いること無く栽培できる。
30年間の経験値によると、小麦アレルギをもっている人が食しても85〜90%は発症しない。グルテンフリーではありません。消化がいいので高齢者や病人の方にも安心も豊富に含まれています。

ひよこ豆の栄養
ひよこ豆(乾燥)は100g中にタンパク質20gと、豆類の中でも比較的タンパク質を豊富に含んでいます。タンパク質はからだをつくるのに欠かせない栄養素です。そしてひよこ豆に含まれるビタミンB1は、糖質の代謝を助けエネルギーに変換、カリウムは余分なナトリウムの排泄をうながすので、高血圧や塩分の取り過ぎによるむくみが気になる方、メタボリックシンドローム対策にもおすすめのレシピです。