2018年11月麩の栄養・柚子の栄養・銀杏の保存

span style=”font-size: 24pt; background-color: #99cc00;”>2018年11月・・・お茶・保存食

麩とエリンゲの栄養

銀杏の保存

柚子の栄養と柚子の種化粧水

♪麩の栄養
麩は昔から禅僧の貴重な蛋白源でした。麩のたんぱく質は、小麦からでんぷんを洗い流した「グルテン」というものです。グルテンは免疫機能低下を防ぐアミノ酸成分が豊富に含まれています。又、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛などミネラルも豊富にあり、低カロリーで離乳食にも使われます。
麩のたんぱく質の「グルタミン酸」は、健脳、知能アップ、潰瘍を治し、筋肉づくりにも効果が大きいそうです。
麩+卵料理は中性脂肪・コレステロール排泄に役立つ
麩+ごはんや麺類は糖尿病・肥満予防に役立つ
麩+食用油はかぜ、インフルエンザ、感染症予防に役立つ
麩+ビタミンB6が多い魚(いわしなど)や肉料理は美肌効果があるそうです。
♪エリンゲの栄養
食物繊維が豊富に含まれ、腸内を掃除し、コレステロール値を下げてくれます。
カリウムもスイカ、ネーブルなどの果物より多く、体内のナトリウムを排出するため高血圧の
解消に役立ちます。また、きのこ全般に多く含まれるビタミンB2は、ガン発生にかかわる
活性酸素の働きを抑えるといわれています。
ナイアシン(ビタミンB3)も豊富で、血の巡りをよくし、冷え性の改善に効果があります。
♪銀杏の保存法
そろそろ秋も深まると、銀杏が気になりだします。神社や道路ぎわになっている銀杏の実をゴム手袋をはめてとり、ぶよぶよしたところをむき、白い殻をとりだし、水洗いして乾燥させる。銀杏むき(ホームセンターにあります)で白い固い殻をとります。
茶色の薄皮の銀杏を、鍋の熱湯の中にいれ、おたまの丸いほうを鍋の底にあて、ごしごしと
しごいて、茶色の薄皮をとります。直ぐに、氷をはったボウルに穴のあいたお玉で銀杏を冷まします。こうするといつまでもヒスイ色の美しい銀杏が保存できます。ボウルで水気を切り、フキンでさらに水気を取り、冷凍保存します。一年以上冷凍保存可能です。
効能;高血圧予防、疲労回復、滋養強壮、夜尿症・頻尿の改善、たん・咳止め、喘息の改善
但し、メチルピリドキシンを含み、大量に食べると中毒(けいれん)をおこします。特に5歳未満の子どもは解毒能力がまだ発達していないので、2〜3粒までに。
♪柚子の栄養
柚子はビタミンC・P、カルシウムなどのミネラル、ペクチンそしてクエン酸などの有機酸などを非常に多く含んでいます。
ビタミンCは免疫力強化、風邪予防、疲労回復、美肌効果があり、
ビタミンPはこれらの働きをもつビタミンCの吸収を助けます。
またペクチンは整腸 作用があり、下痢や便秘の予防に効果があるとされています。
その他、クエン酸には体内の疲労物質の分解を早め、疲労回復に効果があるようです。
♪柚子の種化粧水の作り方

柚子を絞った後の種は、純米酒で2週間漬けます。
小じわ・シミ・そばかすを薄くします。
2週間以上漬けたら、ボウルの上にビンを逆さにし、汁を濾過します。(2〜3日濾過)
原液を肌にスプレーしますが、肌に刺激を感じたら半分に水で薄めて使用します。
薄めた時には、冷蔵庫で保存。
柚子の種のヌルヌルの「ペクチン」は血糖上昇予防やコレステロール値のコントロールをしてくれ、ビタミンCの相乗効果で血行をよくし、肌の毛細血管の働きも良くしてくれます。

 

 

顔に使用する時は、焼酎より日本酒が最適です。
日本酒・酒粕の栄養
日本酒や酒粕が最近注目をあびています。
愛媛大学医学部奥田教授、秋田大学医学部滝沢教授、国立ガンセンター平山博士、
倉敷芸術大学須見教授、京都大学吉川教授、
月桂冠(株)総合研究所 等の研究により、日本酒や酒粕には健康面できわめて期待のもてる様々な発酵による生成物質が含まれている事が明らかになってきました。

* 脳梗塞予防への期待
* 糖尿病予防への期待
* がん抑制への期待
* がん患者の激やせ防止への期待
* 高血圧の抑制への期待
* 肥満予防への期待
* 健忘症予防への期待
* アレルギー体質改善への期待
* 狭心症、心筋梗塞、動脈硬化予防への期待
* 美白効果への期待