2018年6月パン教室

2018年6月パン教室
♢沖縄の揚げパン
♢梅の醗酵ジュースケーキ(梅酒でも)
♢おてがるカルボナーラ
◇レンズ豆のターメリックスープ

教室の準備が整いました。

♪沖縄の揚げパン(20個位)

サーターアンダギー(サーター=砂糖 アンダー=油 アギー=揚げる)昔は砂糖天ぷらといっていました。沖縄に伝わったのは500年程前、宮中の料理人が中国で修行中に持ち帰ったと言われています。砂糖天ぷらには割れ目があり「女性」を象徴するお菓子とされ、縁起物で結納時に食されました。割れ目が笑っているようにもみえることから、「スマイルドーナツ」とも呼ばれています。私は、昭和40年代、つわりの時によく戴きました。非常食にも良いですよ。小腹が空いたときのお助け揚げパンです!!沖縄ではベーキングパウダーを使用。

材料;全粒粉小麦粉(中力粉と半々にしても) 300㌘(ふるいにかける)
卵                  3個
砂糖大根糖              150㌘
黒砂糖                30㌘
小麦天然酵母             100㌘
バニラエッセンス           少々(なくてもいい)
無塩バター       30㌘(バターを加えると生地が油を吸わない)
自然海塩               ひとつまみ
ラード(揚げ油)       砂糖天ぷらが浸かるぐらいの多い目の油

砂糖大根糖と奄美大島の手作り黒砂糖を使用します。黒砂糖を茶こしでこまかくします。

卵、バニラエッセンス、塩、溶かしバターを泡立器で混ぜ合せます。

 

 

 

バニラビーンズの種をとります。

全粒粉はふるいにかけます。粉を加えたら

 

泡立器を置き、ヘラに替え粉ぽっさが残る位にさっと混ぜ、冷蔵庫で一時間寝かす      寝かすのは一晩でも。

ピンポン球位の生地を、ハシでさわらないで揚げます。自分で転がりますよ。

浮いてきました!

出来るだけさわらないように、放っておくのも大事です。あんまり触ると、天ぷらの花が咲かない。ぱかっと割れない、ただの丸い天ぷらになってしまいます。
天ぷらの花(割れ目)がきつね色になったら出来上がり!!
沖縄では天井のザルに置いて、いつでも食べる保存食とか。ラードで揚げると、油が手につかず、中身も油こくなくあっさりとした「砂糖天ぷら」のできあがり😊☺

 

 

♪梅酒漬けケーキ(梅の発酵やプラム発酵ジュースなども)(7×16,5×6㌢の型)
材料;薄力粉                 100㌘
小麦天然酵母               50㌘
バター                  90㌘
砂糖大根糖                50㌘
卵                    2個(溶く)
梅酒漬けの梅               7個位(種を取り刻む)
梅酒かプラム発酵ジュース         大さじ1

梅酒漬け埋めを刻み、粉はふるいにかけます。バターは溶かし、ゴムベラでクリーム状にし、砂糖大根糖をくわえます。


型に生地を入れ、トントンと空気を抜き30分強火で蒸かします。初夏にぴったりの爽やかなケーキです!!
♪おてがるカルボナーラ(4人分)
材料;パスタ             人数分
板麩(バンチェッタの代わり)  2枚(湯に浸し戻し刻む)
玉ねぎ             1個(ごくうす切り)
卵               4個(溶く)
ミックスチーズ         大さじ5
オリーブ油           大さじ2
ラード             大さじ1
赤か白ワイン          大さじ5
自然海塩            小さじ半分
粗びき黒胡椒          少々

板麩をお湯で戻し刻み、ラードとオリーブ油で板麩をこんがりと炒待ったら、玉ねぎと赤ワイン、塩とパスタのゆで汁を加え、玉ねぎがしんなりするまでフタをして炒めます。

卵の中に、ナチュラルチーズかバルメザンチーズをくわえ混ぜ合せます。


板麩と玉ねぎの鍋の中に、茹でたパスタを加えます。その上におおいかぶさるように、チーズと玉ねぎを溶いた液を加え10秒ほど具材を蒸します。
全体をよくまぜ、皿に盛りつけ、黒胡椒とオリーブ油大さじ1をかけていただきます。
本場イタリアでは、バンテェッタ(豚肉の塩漬け)やベーコンを使用。

♪レンズ豆のターメリックスープ
材料;レンズ豆   100㌘(ふた付きの容器に熱湯を入れ30分で戻します)
玉ねぎ          2個(うす切り)
馬鈴薯          2個(小さめの乱切り)
トマト          1個(粗みじん切り)
バター          大さじ1
ターメリック       小さじ1
クローブ         3〜4粒
ベイリーフ(月桂樹の葉) 1枚
自然海塩と胡椒      各少々
ミネラル命の出し     4カップ

スープのだし(命のミネラル出し)

スープはターメリックとクローブで味付け

塩、胡椒で味を整えてください。豆の甘味をころさないよう、塩は控えめに。


レンズ豆について
レンズ豆は南アジアから地中海沿岸地域が産地で、凸レンズの形をしています。又、コインの形もしていて、ヨーロッパでは縁起のため大晦日に食べます。旧約聖書の創世記にも登場するポピュラーな豆でレンズ豆は大変栄養があり、特にタンパク質が豊富ですので、ベジタリアンのタンパク質補給の助けとなります。
ビタミンB1,B2,B6も豊富に含まれています。疲労回復や美肌効果も期待出来ます。
レンズ豆に含まれるレシチンは免疫力を高めて、有害な微生物やガン細胞を増殖するのを防いでくれます。
♪胡瓜(きゅうり)の梅干し和え
材料;胡瓜         3本(棒できゅうりをたたき線維をつぶし乱切り)
梅干し            1個(果肉をつぶつ)
塩昆布            2枚(刻む)
白ごま            大さじ1
ごま油            小さじ1
作り方;胡瓜はめん棒でたたき、胡瓜の線維を少しつぶす(味がしみやすくなります)。
梅干しの果肉を包丁でたたく。塩昆布は細かく刻む。
ボウルに胡瓜、梅干しの果肉、塩昆布、白胡麻、ごま油を入れて和えます。

♪香の物とDEKO さんコーヒー