2019年10月だ液の働き・銀杏保存

19号の台風に生き残った我が家の紫蘇の穂です。かるく塩漬けにしてみました。薫りがいいですね💗

2019年10月・・・保存食

だ液の働き
梅干し醤油の作り方
銀杏の保存の仕方
♪だ液の働き
子どもの頃、けがをしたら、おばあちゃんが「つば」で舐めて、治ったよ〜と・・おまじない?をしてくれました。だ液には抗菌作用をもつ、ラクトフェリン、リゾチーム、ヒスタチンなどにより細胞の増殖を抑えるはらたきがあります。また、発がん性のある物質をだ液にいれておくと、わずか30秒で解毒するベルオキシターゼやガラクターゼという酵素がだ液に含まれています。血管内のコレステロールの汚れをとり若返りのサビ取りホルモンのパロチン、皮膚が傷ついたときや胃腸の表面を修復する上皮成長因子(チロシンキナーゼ型受容体)や
記憶力を高め、断絶した神経をつなぎあわせる神経成長因子(NGF)ホルモン、
肥満抑制など食欲と代謝の抑制を行うレプチン(ペプチドホルモン)など、噛むことで
「いのちの泉」=「だ液」が分泌します。よく噛んで、免疫力を高め、若返りましょう。
福岡市にある高取保育園では、腹八分目で一口100回噛むとのこと。すごい!!
♪銀杏の保存法

近所の神社で、9月の台風で落ちた銀杏です。いつもは10月に収穫しますが、、、、。

そろそろ秋も深まると、銀杏が気になりだします、銀杏むき(ホームセンターにあります)で白い固い殻をとり、茶色の薄皮となった銀杏を鍋の熱湯の中にいれ、おたまの丸いほうを鍋の底にあて、ごしごしとしごいて、茶色の薄皮をとります。直ぐに、氷をはったボウルに穴のあいたお玉で銀杏をすくい、冷まします。こうするといつまでも、ひすい色の美しい銀杏が保存できます。布巾で水気をとり、一年以上冷凍保存可能です。
効能;高血圧予防、疲労回復、滋養強壮、夜尿症・頻尿の改善、たん・咳止め、喘息の改善
但し、メチルピリドキシンを含み、大量に食べると中毒をおこします。特に5歳未満の子どもは解毒能力がまだ発達していないので、2〜3粒までにしておきましょう。

銀杏をひすい色に仕上げ、冷凍保存し一年間使います。

♪柿酢の作り方

おけさ柿を佐渡島からかついできました。東金は台風で柿が落ちてしまいないのですよ。

柿は渋柿でも甘柿でもいいですが、どちらかといえば渋柿のほうがいいようです。
私はどちらも混ぜます。柿はよく熟したほうが早く発酵します。
固い柿はしばらく日なたに置いて熟成させるか、細かく刻んでやってください。
柿は皮に酵母がついていますので洗わないほうがいいですが‘(原発事故からは洗ってください)、落ちて土などが付いているときも軽く洗って、
皮はむかないで、ヘタだけ包丁でとり、保存びんにいれます。
よく水を入れるのですかとお尋ねがありますが、水は一滴も入れず、柿の水分が発酵して柿酢になります。置く場所は陽の当たる縁側や窓側に置き、一日一回ヘラでかき混ぜます。
毎日かき混ぜることで、発酵も早くなり、安定した柿酢ができます。何日か、かき混ぜるのを忘れて、白い膜ができてもこれは産膜酵母(酵母菌)ですので、一緒にかき混ぜてください。約2~4ヶ月でできますが、長ければ長いほど良い柿酢ができます。私は3ヶ月位かき混ぜ、ザルの上にフキンを敷き濾し(上からよく押さえて絞りきります。)絞ったら、ビンに口一杯までヒタヒタに入れ(空気に触れる部分を出来るだけ無くします)暗いところに保管しています。保管は冷蔵庫に入れなくても大丈夫です。ただし、いつも使われる柿酢は冷蔵庫に入れます。
使い方;漬け物・酢の物・寿司めし・ドレッシングなどにやさしい酢です。
柿酢は体質改善に薄めて毎日愛飲されるのもお勧めです。
柿酢の効用
・ 体内の余分な塩分を排泄して血圧の改善に
・ 筋肉の動きの改善に。
・糖尿病の体質改善に
・あらゆる病気の自然治癒力を高め、体質改善に
♪梅干ししょう油の作り方
6月に作った梅干しが、そろそろ出来上がる季節です。しょう油に梅干しを適当に入れて作ります。刺身・めんつゆ・冷や奴・ポン酢・ドレッシング・野菜漬け・煮魚・焼きネギ・パスタ・
きんぴら・梅の果肉ときゅうりなどの和え物にと応用範囲の多い「梅干ししょう油漬け」です。