2020年を穏やかに迎え、恒例?になった元旦の大掃除も心なしか余裕をもちながらやっています。無理をしないと決めてから、掃除も大晦日までにという区切りをつけなくなって気楽になりました。HPもやっと3日からとりかかり、お客様を迎えながら合間にボチボチという感じでゆっくりズムが板についてきたようです😊😊
12月・・あえ(饗)のもてなし事納め ・・・つぶっこ教室
○黒豆を煮ませう
○もちきび(キヌア)と牛蒡の直かつお煮
○菊いもの酢の物
○小松菜の豆腐和え
○高きびとさつま芋のチーズ焼き
○蕪の葉の醤油漬け
○ご飯とみそ汁
○馬鈴薯のお焼き
○DEKOさん珈琲
♪黒豆を煮ませう!!(明治時代の食研究家の村井弦斎さんの秘伝の煮かた)
師走に入り御節料理がコンビニでも売られていますが、黒豆・田作・数の子の祝い肴で御節がととのいます。ぜひ3種の祝い肴は手作りしてみましょうか!!
明治時代『食道楽』の本を出版した、食研究家の村井弦斎秘伝の煮かたで新年を祝います。
材料;黒豆(乾燥) 200㌘
砂糖大根糖とマスコバド糖 200㌘(甘さは調整して下さい)
水 1,2ℓ
濃い口醤油 20cc
作り方;①鍋に黒豆とたっぷりの水を入れ、一晩置き、弱火で2時間程煮ます。
②それから、これはほかでめったにないことですが、村井家では一度ザルにとり、冷たい水をかけます。(いわゆるびっくり水ですね。皮がのびる)これこそが秘伝です。
③新しい水を黒豆の6倍加え、さらに3〜4時間煮ます。
④豆が柔らかくなったら砂糖を黒豆と同量加えしばらく煮、最後に黒豆の一割の醤油を入れて5〜10分煮て火を止めそのままフタをして蒸らします。
私は砂糖は分量の半分位にします。明治時代は冷蔵庫がなかったので、保存の意味もありますが、砂糖が貴重でしたからお正月には惜しみなく使用したのかと思います。
♪高きびローフとさつま芋のチーズ焼き(4人分)
高きびローフを作っておくと、クリスマスのカナッペや手巻き寿司の具、餃子の具、野菜煮などにバリエーションが広がりますよ。サンドイッチには勿論グー!!
材料;さつまいも 6㌢(1,5㌢の輪切りにし蒸す)
シュレットチーズ 適量
大根菜(飾り用) 適量
作り方;①さつま芋は1,5㌢の輪切りにし、塩をすこしふり15分程蒸します。蒸したさつま芋の上に高きびローフ5㌢角を置きチーズと大根菜をのせ、200℃のオーブンで10分程焦げ目がつくまで焼きます。
高きびローフの作り方(オーブン鉄板20×20㎝一枚分)
材料;高きび 1カップ(200㌘)
水 1カップ(200cc)
玉ねぎ ½個(150㌘)(みじん切り)
ごぼう 15㎝位(40㌘)(みじん切り)
ラード(炒め用) 大さじ1(玉ねぎと牛蒡、高きびを炒める)
人参 小2本(150㌘)(すりおろす)
パン粉 ½カップ
小麦粉 1カップ(あれば古代小麦粉を使用)
ナッメグ 小さじ½
自然海塩 小さじ1½
ゴマ油 大さじ2~3
作り方;①高きびはさっと洗い30分ほど浸水します。玉ねぎと牛蒡はみじん切りにします。鍋にラーをしき、玉ねぎと牛蒡を香りよく炒めたら、ザルに上げた高きびも軽くからめます。
高きびと同量の水を鍋加え弱火で沸騰させ、沸騰したら弱火で15分炊き、10分蒸らします。
②人参はすりおろし、玉ねぎ、ごぼう、炊いた高きびの中に加え、塩小さじ1½、ナッメグ小さじ½、パン粉、小麦粉を入れてよく混ぜます。
③オーブンにゴマ油大さじ1をひいた上に②を平にならし、上からもゴマ油大さじ1を塗り、180度のオーブンの中段で20分ほど焼きます。
高きびの栄養
高きびはもろこしとも呼ばれ、5000年前にサハラ砂漠からインドを経て日本には14世紀に伝わった。表面の赤褐色にポリフェノール色素を含んでいるため、抗酸化作用があります。粒をそのまま炊くと挽肉のような食感があり(肉の穀物)と呼ばれています。
体を温め、脾臓と胃に働いて、消化を助ける。カリウム、繊維が多い。
食物繊維は白米の20倍、鉄は10倍で便秘や貧血を防いでくれ、からだがイキイキします。
必須アミノ酸(たんぱく質)もバランスよくふくまれ微量栄養素の宝庫です。
糖や脂肪をエネルギーに変換するビタミン郡も多く、マグネシウムも豊富です。
♪もちきび(キヌアでも)牛蒡(ごぼう)の直かつお煮(4人分)
材料;もちきび 50㌘
牛蒡(ごぼう) 200㌘(大牛蒡の半分位) (2㌢の輪切り)
かつお節 大さじ4
味醂(みりん) 大さじ1
ミネラル命の出し 300cc
濃い口醤油 小さじ2
うす口しょう油 小さじ1
作り方;①牛蒡はそ〜とたわしで洗い、皮ごと2㌢の輪切りにします。(太いのは半分に)
②鍋に牛蒡、もちきび、ミネラル命の出しを加え弱火で煮、沸騰したらかつお節大さじ2と味醂を加え弱火で15分煮て、もちきびと牛蒡が柔らかくなったら、醤油も加え汁気がなくなるまで煮残りのかつお節大さじ2をからめます。
♪菊芋の酢の物(4人分)
材料;菊芋 2個(よく洗い皮のままうす切り)
玉ねぎ 小半分(線維に直角にうすくスライス)
柚子酢(3年醸造酢でも) 大さじ2(柚子を絞ります)
濃い口醤油 小さじ2
自然海塩 ふたつまみ
作り方;①菊芋は、たわしでドロを落とし皮のままうす切りにします。
玉ねぎも線維に直角にうすくスライスします。
②ボウルに絞った柚子の汁(橙やスダチなども)、醤油、塩を入れ混ぜます。
酢の中に、菊いもと玉ねぎを加えて味をなじませます。あれば、人参の千切りを飾ります。
♪小松菜の豆腐和え
材料;小松菜 一束(3㌢幅に切る)
豆腐 半丁(粗くほぐし熱湯を通す)
白胡麻 大さじ2
味噌 小さじ2
砂糖大根糖 小さじ1
純米酒 小さじ1
芥子(からし) 少々
自然海塩 少々
柚子の皮 適量(千切り)
作り方;①小松菜は3㌢幅に切り、豆腐と一緒にさっと湯がきます。。
豆腐は粗くほぐし、熱湯にさっと通す。芥子はぬるま湯で溶く。柚子の皮は千切りに。
②ボウルに白胡麻、味噌、砂糖大根糖、純米酒、溶いた芥子、塩を混ぜ、小松菜と豆腐を和えます。柚子の千切りを天に添えていただきます。
♪蕪(かぶ)の葉の醤油漬け(4人分)
材料;蕪の葉 1束(1㌢に切る)
濃い口醤油 (柚子の絞り汁を少し加える) 水150cc
作り方;蕪の葉は1㌢幅に切り瓶に入れ醤油と水を加え、蕪の葉がかくれるようにします。
(あれば柚子の絞り汁も少しん加える)瓶のフタはしないでガーゼをかぶせ常温で一日置き、その後冷蔵庫で3日くらい保存したら戴けます。
蕪の葉にはβ—カロチンやビタミンE、ビオチン(水溶性ビタミンB7で知覚障害や皮膚炎、うつ症状、結膜炎などにいいそうです)などが含まれていますので捨てないで戴きます。
♪五分搗きつぶっこご飯と味噌汁
♪香の物
♪じゃがいもお焼き(4人分)
材料;馬鈴薯(じゃがいも) 2個(すりおろす)
卵 1個
小麦粉か古代小麦粉 大さじ3(内サクサク粉を大さじ1)
自然海塩 少々
ラード(焼き用) 適量
酵素ジュースの果物(あれば) 適量
作り方;①馬鈴薯はすりおろし、溶いた卵と小麦粉、塩を混ぜたボウルに加え混ぜます。
②フライパンにラードを熱し、馬鈴薯の生地の¼を流し、うすく円形に裏表焼きます。あれば醗酵ジュースに漬けた果物などを添えて戴きます。(蜂蜜林檎バターをぬりました)
♪DEKOさん珈琲